「上り坂の もうちょっと」 が 本当に苦しい。
■ 横浜M 2-1 札幌
自転車 買ったんですよ カミさんのと2台。この不健全な生活に終止符を打つべく
我々はサイクリストになろう!と決心した次第であります。って言っても買ったのは
ごく普通のチャリ(折りたたみ式)なんですが。ただスポーツや健康と程遠い生活を
送って来た俺らにとって チャリと言えど馬鹿にできない過酷なものでありました。
我々は昨日 「サイクラーデビュー」 を果たしたわけです。
その前夜 しこたま飲んで 二日酔いで二度寝してるカミさんを叩き起こしまして
おにぎり作って お茶買って いざ出発したわけですよ。我々サイクリンガーは非常に
ストイックですから 普通は出発したら目的地まで脇目も振らず走り続ける のですが
札幌は今 桜が満開でして 「ええ景色や」 と ついペダルを止めてしまうわけですね
で 結局 出発から2km 走行時間にして僅か15分の所で おにぎり食ってましたw
まぁそれでも初サイクルは楽しいもので 風を受けながら走るのは爽快でしたし
知り尽くした道も チャリで走ると意外な発見があったりしますね。で 一番の発見は
坂道ですよ。普段 車だと全く気にしなかった上り下りが チャリだとハッキリ分かる
特に上り坂は見た目は大した事なくても 上って行くとかなりキツい 途中で何度も
ギアチェンジしても 上り切る頃には足がパンパンになるわけですよ。そんな坂道を
上り切ると 妙な達成感に満たされますね。オレ頑張ったなと。とても頑張ったな と。
が カミさんは なぜだか上り坂に強いんですね。オレが必死に漕いで登ってると
何食わぬ顔で抜いて行くわけですよ。それもいっちばん苦しい坂の途中でツラ~と。
それが悔しいわけですよ 「お前は柏原か!」 と。で 抜かされて悔しいもんだから
また必死こいて漕ぐ やっと平地で抜かしても また上り坂で抜かされる というのを
繰り返しておりました。で このデットヒートで何がキツいかって 相手の背中を追う時
すぐそこに見えてるのに追いつけない。こっちの足はパンパンで限界なのに 相手は
まだ余裕がある これが肉体的にも精神的にも コタエますね。っていうか悔しさ倍。
傍から見れば 中年夫婦の楽しいサイクリングに見えたでしょうけど その裏側では
男のプライドと女の忍耐力を懸けた エゲつない戦いが そこにあったわけですよ。
でもオレ 頑張りますよ。いつか必ず上り坂でカミさんを抜かしますよ ええ。
コンサドーレは今 「上り坂の もうちょっと」 じゃないだろうか。
横浜マリノス戦のコンサドーレ 負けはしましたが 「もうちょっと」 だったと思います。
試合開始から守備が積極的でしたし 押されながらもカウンターで応戦してましたし。
ただ さすがにマリノスはフルメンバーを揃えてくると力があって 特にちょっとの隙を
見逃してくれない そういう所が 「意外に遠い もうちょっと」 なんだろうなと思います。
例えば1失点目は カウンターの場面で 前俊がボールを下げた そういう判断ミスを
J1は見逃さないんですね。後ろの選手も 前にパスを出すと思ってたでしょうから
突然来たボールにミスをする 逆にマリノスの選手は突然のチャンスにも 反応する。
こういう集中力の差とか 判断の正確さが まだ足りてないんだろうなと感じます。
2失点目は対応力ですかね。奈良も櫛引も 年齢から考えればモンスター級の選手
ですが まだまだ経験から来る対応力が足りてないわけです。2失点目の場面も
谷口に前に入られたまま櫛引はクロスに対応してましたから CBとしてミスでした。
まぁその前にドフリーでセンタリング上げさせてるのが もっと問題ですよね 大宮戦も
そうでしたが フリーで上げさせれば良いボールが入りますから 今後はどうやって
J1仕様の意識に上げるかってのが課題だと思いますね。それが難しいんですが。
ただ コンサドーレは精一杯やってたと思います。選手の頑張りは感じましたし
采配も順当でした。負けたんだから課題は色々ありますよ セットプレーは集中して
まず飛べよ!とか サイドの守備 どうなんだ?とか 押し上げ弱えぇよ!とか
岩沼の決断力とか 近藤の淡白さとか キリノは何してんの?とか キリがない位ある
まぁ色々足りないから負けるんですが それでも力の精一杯は出してると思います。
特にここ3試合 大宮戦 C・大阪戦 横浜M戦と 徐々にJ1に慣れて来た感があって
確実に状態は上がって来てると思いますね。だから 「もうちょっと」 なんですよ。
近いようで遠い 「もうちょっと」 が 本当の 「もうちょっと」 まで来てる と。
芳賀や砂川が戻ってきて 岡本・内村が切り札で持てるようになりましたし 序盤戦に
見られた 弱腰の守備もほぼ無くなりました。戦える素地は出来たと思うんですね。
後は 「自信」 が欲しいと思います。自信が あとちょっとを埋める のだと思います。
何で自信を持つかは 何でもいいんですよ。1失点だけに留める守備力であるとか
頼れるFWを補強して得点力を上げるとか 何でもいいから1つ 自信を持てるものが
あれば それが心の拠り所(よりどころ)になると思うんですね。となれば今よりもっと
落ち着いた戦い方が出来るでしょうし 相手も警戒心を持ってくれるでしょうから。
例え総力で劣ってたとしても 何か1つ武器を持って 自信を持って戦えたのなら
今まで もうちょっとだった試合が 勝点に変えられるのだと思います。ですから
今は ようやく 「勝点に手が届く所まで来た」 っていう感じじゃないでしょうかね。
にわかサイクリンガーの我々は 家から僅か2kmが目的地となってしまいました。
ちょっとした坂道で 体力のほとんどを消耗しちゃうんですから しょうがないですよ。
ただ我らのサイクルライフは まだ始まったばかりだから これからちょっとづつ距離を
伸ばして行こうと思っております。そして 我々が立派なサイクリストになった暁には
全長20kmの白石サイクリングロードを走破したい!と思っとります。(いつよ?)
コンサドーレも今 坂道の途中かと思います。
今が一番キツく 一番パワーを使う時なのでしょう。この苦しさから逃れるのは簡単で
自転車なら止まればいいし サッカーなら戦わなきゃいいわけです。相手と戦わず
90分逃げ回わるようなサッカーをすれば もしかすると もう少し勝点が取れるかも
しれません。ですが 石崎監督は最初っから そんなつもりはなかったですからね。
どんな戦力であれ J1で戦えるチームにしようと 今まで作って来ましたから。
で 今 ようやく戦える素地が出来上がったわけです。
この苦しい上り坂の天辺が ようやく見えてきた所じゃないでしょうか。闘いながら
相手の背中を追って ようやく掴める所まで来た 今はそういう時かと思います。
上りきれば 後は楽になります。自然と加速しますし 自力も付いています。
ですから もうちょっと ですよ。この坂を上りきれば必ず目的地が見えて来ます
そのために僕らが背中を押して 「もうちょっと」 を乗り越えたいと思いますね。
って言うか 俺らの20km走破より 残留の方が実現可能だと思いますよ。ええ。