元U-19韓国代表のボランチを加入させたようですね。期待しますよ。
この前の福岡戦 気になった事があったのですが。開始から福岡のDFラインが
結構 高かったんですね。センターバックの2人が 対人に強い丹羽とカバーリングの
巧い田中誠だから 「ラインを高く出来る」 という考え方だったんでしょうけども
素人目からすると かなりリスクのあるやり方だと思いましたね。多分 裏に落とせば
キリノのスピードで簡単に抜け出せたはずなんですよ。ただ それをやらない…
あれだけ裏にスペースがあって スピードのある選手がいて けども そこを狙わない
どうにも まどろっこしかったっすね。そこにチャンスがあるのに ちょこちょこと繋いで
その内 スペースもなくなる。で ボールを取られると。めんどくせー事やってるなーと
不思議でしたね。繋ぐ意識って凄い大事なんだけど 繋ぐ場面と簡単にやる場面の
使い分けってあると思うんですよ。鳥栖との開幕戦は 繋げる場面を蹴っちゃって
福岡との試合は 簡単に狙うべき所を無理に繋げる。どうも違うなーと思ってました。
で この辺の問題はやっぱりボランチにあると思うんですよ。戦術眼がないと言うか。
例えばガンバの遠藤や鹿島の小笠原は この戦術眼に長けてるんですね
相手の急所を素早く察知して そこを狙うとか。例え一発で決まらなくても 相手は
ボディブローの様にジワジワ効いて来て いずれ撃沈するわけです。
こうした ただボールを蹴る技術とはちょっと違う 別次元の能力と言うか 脳力が
コンサドーレのボランチには 欠けてるなーと思うわけであります。
で 今のボランチの主軸は 宮澤と上里なんですが 2人とも出来ないはずはない と
思うんですね。2人ともパスセンスは高いですし 宮澤には落ち着きと技術がある
上里は 最近あんまり良くないけど サッカーセンスや潜在能力は良質なものですし。
ただ 2人とも余裕がない。まだ 監督の戦術や自分のプレーをするので精一杯な
状態じゃないでしょうかね。そこら辺が 今ひとつ伸び切れない原因かと思います。
それなりに場数を踏んで来たんですから そろそろ勝負に対する知恵も身に付けて
ほしいですよ。簡単じゃないだろうけど 勝負には大事な力ですからね。
そんな物足りなさのあるボランチに 新加入が。朴鎭琇(パク・ジンス 23)。
宮の沢に行ってないんで まだ見てないんですが 戦術眼的なものまでは大きな
期待はしてないですよ ただクラブの話によると 「ボール奪取能力と展開力がある」
との事で。ダニルソンの役割を担いつつも 奪ってからの展開力には期待しますね。
で 何よりも期待してるのは ハートですよ ハート。
ボランチの所でハートが足りないと チーム全体に影響しちゃうんですね。
熱いエリアでの攻防ですから 気持ちが弱いとボールが奪えないし 奪ったとしても
ボールが前に進まない。強い気持ちで奪って 前に推進させる力が必要なんですね
そういう意味では 気持ちの強い韓国人のボランチってのは 力になると思うんですよ
でまた このパク選手 大卒で 売り込みのために日本に来てたんですよね
自国で就職が決まってたかどうかは分らないですが 卒業のタイミングで日本に来て
プロになりたくて 売り込んでたかと思います。退路は断って来たんじゃないかなぁ。
まぁ気持ちが違うでしょうね。ハングリー精神みたいなものが違うと思います
そこら辺にも 期待ですね。チームに 必ず何らかの刺激を与えてくれるはずです。
補強と言っても プロでは新人ですから 多くの期待はしちゃいけないんでしょうけど
「韓国人のボランチ」 って事で 面白いんじゃないかなーと思ってます。
コンサドーレの心臓部に 熱いハートをぶち込んでほしいですよ。頼むよ パク君!
んで 負けんな 宮澤!上里!