「3試合で1ゴール」 という悲しいゴールデンウィークを過ごされた皆さま
その やさぐれっぷりを いかんなく発揮されてる今日この頃かと思われますが
いかがお過ごしでしょうか。やっぱり勝てないってのは 心が弾けませんね。
「パススピードが上れば改善される」
何やらサッカーらしいタイトルですが 今回は真面目に考えましたよ ええ。
今季 10試合を消化して 勝点10の15位。只今 勝てない病の療養中でございます
で 今 何が悪いかって 色々思いあぐねたんですが 悪い所は多々ありまして
あり過ぎましてですね 結論的に 「パススピード速くすれば 良くなるんじゃね?」って
答えに至ったわけであります。いや全く根拠もなく専門的でもない私見なんですが。
今のコンサドーレは ご承知の様に ポゼッションを優先させたサッカーで
「ボールを保持し 主導権を握るサッカー」 というスタイルを目指しているのですが
安全確実にボールを回そうとするため パススピードが致命的に遅いんですね。
石崎監督としては もうちょっと華麗なパス回し&積極的な仕掛けを狙ってるんで
しょうけども いかんせん やってる選手たちがパスを繋ぐだけで手一杯と言うか。
でまた パスの経由の仕方も 実に素直で 奇を衒う事もなく 相手にとっては
読みやすいパス
が多いわけです。だから すぐ手詰まりになっちゃうんですね。まぁスロー&素直な
パスワークですから 相手もプロである以上 対応はそう難しくないんでしょうね。
ただ かと言って ポゼッション指向を止めるべき とは思わないんですよ
監督がそのスタイルを目指していて 日々向上させているなら 完成するよう支持
するべきだし 単にサッカーとしても面白いですからね ポゼッションからの崩しは。
でまた 石崎監督にはポゼッションの他に もうひとつ得意とする ショートカウンターが
ありますからね。ポゼッションとショートカウンターが融合したサッカーが完成すれば
これアントラーズを凌ぐ スペシャルなチームになる事 間違いなし!ですよ。
… 今はまだ 遠いけども。
いや それよりも今。今どうするかっちゅう事ですね。で 考えた末 出た答えが
「パススピードを速めろ」 って事だったんですけど 今の動きや やり方 考えた方は
変えず パススピードだけを若干 速めれば だいぶ変わる と思うんですね。
例えば上里がボールを持っていて 右に出そうとしてる。この時点で時間も掛かって
ますから 相手は当然 読んでるわけです。藤田の後ろに一人 相手守備が向かう
ここで緩いパスだとパスカットの危険がありますし 対応されてるから前を向けない
結局 また下げざるを得ないんですね。そこで ちょっとパスを強めに出せば
一瞬でも 前を向けるスペースと時間が生まれるわけです。ただ トラップをミスする
という危険はありますよ ありますけれど そのミスはチャレンジがあってのミスですし
繰り返す事によって それが普通になって来るわけです。となれば それは
意識の向上に 繋がるわけですよ。
それが大事だと思うんですね。J2に居ながら どうJ1の意識を持つか?って所が
J2チームの大きな課題ですから 何かしらの訓練はしなきゃならない
そこで一番 手っ取り早いのが この 「パススピード」 じゃないでしょうかね。
意図的にパススピードを上げる事によって 若干の難しさが生じる ただそれをクリア
する事で 技術の向上と意識の向上が生まれる そういう効果があると思うわけです
特にパスサッカーにおいてのパス精度ですからね それは大事だと思いますよ。
でまた パススピードが上れば 今までよりも俊敏に動かなくっちゃならない
例えば 今までなら ちょっと様子を見ながらパスを受けに行けたところを パスが速く
なれば トラップミスの危険が増えますから いち早く動いて 受けやすい位置に
行かなきゃならない 結果 それは 「動き出しの早さ」 に繋がるわけです。
また ちょっとでもパスがズレれば その対応にも俊敏さを求められますから
90分 気を抜く事は出来ないわけです。となれば 集中力も高まる となれば あーた
セットプレーだって怖くない ゴールなんか ちょろいもんすよ。こっちは集中力高く
俊敏にやってるわけですから。パスを速める事で生まれる集中力は 無敵です。
ただ 「パス速くしたら パスミス増えるだけじゃん」 と お思いのあなた
確かに そうです。今のでいっぱい いっぱいなチームが んな簡単に出来るわけない
確かに そうでございます。がしかし そこでご用意したご提案が
宮澤の技術
であります。彼は 非常に小さな局面の技術が高い。例えば 手詰まった局面で
スルスルっと抜け出したり パッと前を向く技術がある。そうした技術をですね
トラップに使ってもらうんですね。中盤に居る彼が あらゆる方面から来る速いパスを
上手くトラップして 前線にパスを供給する と。要するに クッションの働きですよ。
全体的に速まったパスに対し 宮澤がクッションになれば パスワークはスムーズに
なるのではなかろうか と思うわけです。宮澤や上里は 役割さえハッキリしたら
もっと活きるでしょうから 「君はクッションだ」 と言えば やれるんじゃないかなぁ。
とまぁ こうして考えたのが 「ちょっとパスを速くしただけで 劇的に改善される論」
いかがでしょう。素人が考えたわりには 良いとこ突いてるんじゃなかろうか。
簡単じゃないけれども そんなに難しくもなく。「今のまま +α 」 で出来る事が
大事じゃないですかね。でまた こうした提案や要求ってのは サポーターが持つ事に
よって ジワジワと反映されて行くんじゃないか と思います。
「これじゃダメだ」 じゃなくて 「こうしたら良くなると思う」
そういう空気を持ちたい と思います。今の状態から改善する方法はまだまだ
たくさんあるわけですから 皆さんも考えて 発表してみてはいかがでしょう。
オレが思う改善策は 「パススピードを上げよ!」
そうする事で 相手チームの対応は難しくなり コンサドーレは集中力が高まる
セットプレーも怖くなく 失点は減るし 俊敏なプレーで ゴールもじゃんじゃん入る。
しかもJ1仕様のチームへ まっしぐら!
そして ゆくゆくはアントラーズを いやバルサを凌ぐチームになる!と。
まさに完璧な改善策かもしれないな。ふむ。