申し遅れました
わたくし 2022W杯 日本招致応援団員でございます。
皆様もご存知かと思いますが 2022年のW杯開催国に我が日本も立候補
しております。まだ12年も先の事なのでピンと来ないかもしれないですが
実はその誘致活動 今がピーク!なのです。
あれは05年の元日。国立競技場に居ましてね。天皇杯の決勝のために。
その前年の暮れ 我らコンサドーレが天皇杯で快進撃を続けてまして
3つ目の大分に勝った時 準々決勝も準決勝もすっ飛ばしまして
「決勝を見に行こう!」って無謀な賭けに出たんですよ。ただ その賭けは
脆くも破れ 主人公のいない決勝をカミさんと2人 ジュビロの応援席で
見てました。まぁそれはそれで楽しかったですけどね。
で その試合前 川淵氏が ”JFA 2005宣言” というのを発表してたんですね
最初に ”DREAM” というでっかい書を書いて 宣言を読み上げ始めました。
内容は 今後の日本サッカービジョンを示したもので 具体的には協会員を
500万・1000万と増やす事。そして もうひとつ発表されたのが
「W杯を日本単独開催する」
というものでした。それを聞いた時 驚きましたし 嬉しかったですね。
まず驚いたのは 僅か2年半前に ”日本でW杯を開催したのに” という事。
宣言の中では「2050年までに開催する」という事でしたが それにしても
ついこの前やったばかりのW杯開催を ”今度は単独でやる!” って
意気込んでるわけですから 本当に出来るかどうかも含めて 驚きましたね。
そして 嬉しかったのは。やっぱり 納得いってないんですよ オレは。
”W杯を開催した” と言っても 共催でお茶を濁された感じがありますし
日本だけでやってこそ 日本のW杯だろ と思ってたんですね。
ただ 一方で それは個人的な我がままにしか過ぎない とも思ってました。
ですが違ってたんですね
日本サッカーを司る人たちも同じ気持ちだった
それが何だか嬉しかったですね。
風が冷たい国立競技場でしたが 何か胸が熱くなるような気がしました。
そして その目標はぜひ 叶えてほしい いや 絶対 叶えると誓いました。
あれから5年の月日が経ちまして。あの宣言がどうなったかも忘れた頃。
招致活動が 着実に そして 本格的に動いていた事を知りました。
今回の南アフリカW杯が始まる直前 6月の初旬に共済ホールで行われた
「ワールドカップを日本へ!」 というイベントに参加したんですね。
ただ実を言うと 何のイベントか知らなかったんですよ W杯直前だから多分
今回のW杯の見所なんかをトークするイベントだろ って思ってたんですね
で 行ってみて始めて ”W杯招致活動の一環” だった事を知ったわけです。
まぁよく知らないで参加する方があれですけどね ただ ビックリでしたよ。
なんせ 予想してたものと完全に違う & 日本開催のW杯招致ですからね
“?え? のち おぉ!”の心境でした。壷でも買わされるかと思ったけどね。
で このイベントに参加した人は必然的に ”2022W杯 日本招致応援団”
というものに任命されるらしく 晴れてオレも 団員となったわけです。
このイベントの主旨は 2022年W杯に日本が立候補してるが 認知度が低い
というのがあって 活動を広めるため 盛り上げるために開催した様です。
確かに 自分も知らなかったですし そのスケジュールも含めて 時間がない
のにも関わらず盛り上がりに欠けている というのも事実でした。
W杯を招致するには 政治力や各国の利点など 必要な要素は色々ありますが
何と言っても 「その国の 盛り上がり」 これが必要なんですね。
ただ このイベントをやった当時 6月初旬の段階では 日本代表へのムードは
最悪と言えてW杯への期待も薄く まして12年後の事に関心がなかったのは
必然と言える状況でした。とは言え 自国で開催するW杯は別物と言う事で
”もっと盛り上がってほしい” という主旨があったんですね。実際 会場では
司会者が「この活動を 皆さんで広めて下さい!」と強く訴えていました。
この招致活動のスケジュールをざっくり説明しますと 立候補国は9ヶ所で
プレゼンは既に終わり 今はFIFAの視察団が日本を訪れてるという所です。
最大の山場は12月2日に行われるFIFA理事会。ここで開催国が決定する。
と こうして見ると あっという間に12年後が決まっちゃうわけですね。
また招致に対して 日本のアピールポイントというのがあるそうで。
日本最大のアピールは”ハイテク技術” だそうで 3Dで見れるスタジアムを
世界各国に設置して 臨場感ある観戦をさせる のがポイントらしいです。
確かに日本のハイテク技術は世界に誇れるもので 特に放映権がビジネスに
なったW杯ですから 映像技術を売りにする というのは得策なのでしょう。
今回の南アW杯で3D映像を強くアピールしてたのも おそらくその辺りの
デモンストレーションを兼ねたものだったからかと思います。
それと もう一つ 大きなアピールポイントは ”安全面” ですかね。
まず国として安全ですし 一度開催した経験から運営もスムーズというのが
利点かと思います。今回の南ア大会前は 治安が心配されてましたから
なお更 安全面のアピールは有効なのでしょう。他にもまだあるそうですが
それは置いといて。
とにかく ”日本ワールドカップ” を開催してほしい。
願いは その一点だけで あります。
あの02年の 興奮の日々を 熱狂の日々を もう一度。
そして 今度こそは ”日本単独” で! そんな想いがあります。
その想いは 開催したからこそ むしろ強くなりましたね。
ただ そう願うも 我々には手伝える事もなく。
やれる事と言えば こうして長々とブログに書き綴るぐらいですけど
それでも何かやらなくちゃと思った次第です。
ただですね 実は今がチャンスなんですよ。
我々にも手助けできる 唯一のチャンス。
日本を視察に訪れているFIFAの一団は 明日まで滞在するんですね
で その間に 日本がサッカーで盛り上がってる事をアピールできれば良い
それが我々に出来る 唯一で 最大の 手助けなんですね。
まぁ どこ行ったら会えるか分らんですし 行っても会えないでしょうけど
それでも 何か盛り上がってれば どこかで何かの足しになるかもしれない
という限りなく薄いチャンスですが そのタイミングが 今なんですよ。
というわけで。
わたくし 2022W杯 日本招致応援団員からのお願いでございます。
W杯に対して何か語ったり 書いたり 視察団に向かって
”選べよー ニッポン 選べよー” と強い強い念を送るなど
皆さま ご協力のほどを どうか よろしく お願いいたします。
そして 我々の力で 日本に 本当のワールドカップを!