自分の家は 自分で住みやすくするもの。
竹内まりやの 「家に帰ろう~マイ・スイート・ホーム」 という曲 ご存知でしょうか。
この歌の
歌詞 が良いんですよ。 何て言うか 熟年になると分かると言うか。
倦怠期なんて誰にでも訪れるもので ただ その中で相手を許容しながら
上手く折り合いをつけて生きてゆくものだと思います。それは家の事だけじゃなく
仕事もそうだし 趣味の世界だって同じだと思いますね
あーもうダメだーと思いつつも 何らかの工夫をして またやり直して行くみたいな。
ホームで まだ3つしか勝ってないか。
■札幌 0-1 草津
試合内容は格段に良くなりましたね。特に前半は 巧くボールが繋がってましたし
チームとしてのサッカーが出来てたと思います。その辺は監督の戦術が浸透して
選手も それを具現化できるようになって来たと思いますね。
例えば 状況判断なんかもそうですが 戦術理解の浅い時は 判断も迷うんですね
前の選手に出すパスを 足下がいいのか 裏がいいのか 迷いながら出してて
その結果 中途半端なパスになって取られる事が多かったわけです。
その点 昨日の試合では 出し手と受け手の判断が一致してる事が多く
戦術の理解は 状況判断の一致に繋がってると思いました。
まぁちょっとづつではありますが 石崎サッカーの構築は見えてるわけですし
そうガタガタするもんじゃないと思いますけどね。
ただ 後半になって急に 「チームが変わったのか?」 と思うぐらい変貌した と。
まず草津が良くなったのが理由ですが。前半は全くなかった草津の積極性が
ハーフタイムで相当なヤキが入ったのか 後半は激変しましたからね。
でまたコンサドーレがそういうのに弱い。相手が強気でグイグイ来ると もうダメ。
すっかり腰が引けてしまう。本当に それは治さないと と思いますよ マジで。
で 後半 草津に勢いを与えたまま 失点。オフサイドかどうかは遠かったんで
分らないですが あれが決まらなかったとしても 失点はしたでしょうね。
問題は 得点しなかったですよ。パス回しは非常に良くなって 意思疎通も感じた
ただ ゴールに向かってたかと言えば シュート本数の少なさが示すように
向かってた と言えないわけですよ。選手は決して パス回しで満足してるわけじゃ
ないと思いますが ゴールを奪う気概が足りなかったなと思います。
草津が勢いを持った時に感じた気迫が コンサドーレにはなかった
それが昨日の敗因じゃないでしょうか。
たのむから ホームで勝ってくれ。
地域密着を謳うJリーグにあって ホームで勝てないのは致命的であります。
地元の人間に愛され 敬われるには まずは 地元で強さを誇示しないと。
興行としても 地元で勝ってこそ 客が来るものですし 商品価値も上るものです。
そんな事は 十分承知してると思いますが ホームで勝ててないのは事実です。
ホーム15試合で まだ僅か3勝しかしていないのは 情けないですよ。ほんと。
選手は この札幌が 北海道が 自分たちの家(ホーム)なら 自分で守らなきゃ。
自分の家を 自分で住みづらくさせるヤツなんて居ないだろうし だったら 勝って
自分の力を誇示して 愛されて そうやって自分の家を住み良くしてほしいですよ。
いや それよりも 何よりも。オレが 「勝ってほしい」 と願っています。
Jの理念も 地元の人に愛される事も 商品価値も大事ですが それよりも 何よりも
俺がスタジアムへ行って 応援する試合は絶対勝ってほしい。ただそれだけです。
成長も感じるし 進化も分る。それはそれで 楽しむべき材料であります。
また サッカーは勝つ事だけが面白さじゃない とも思っています。
だけども。そう理解するにも 「許容」 があります。
幸いまだ限界じゃないですから良かった所を探せますし 気持ちも切替えられます
そうして色んなものと折り合いをつけながら また次の試合も 来年も 応援します
それが 自分なりの 「我が家を守る」 という事ですから。
だけど 選手よ。クラブよ。分っておくれ。
そりゃ ツラいことなんだよ。