明日はいよいよアジア杯決勝ですね。
今大会は2004年の再来とも言うべき 非常に苦しい戦いを勝ち上がって来ました。
GLで中東を破り 決勝T 1回戦でホームチームを破り 準決勝で韓国を破り
そして 最後に立ちはだかるは オーストラリア。まさに今大会最強のチームです。
しかし このオーストラリアさん いつまでアジア枠に居るんですかね
このチームはヨーロッパに入るのが自然だと思うんですけどね。ただ こうやって
アジアの大会に入っててくれると 日本とって良い強化になるんで 個人的には
これはこれでイイかなーと思ってますよ。対欧州のシミュレーションも出来ますし。
とは言いつつも。このオーストラリアに勝つのは簡単じゃない ときた。
なんつったって豪州。その名の通り 「豪のチーム」 ですよ。
日本人の1.2倍はあろうかと言う体幹。当り負けしない体と精神力。
ここの所 急速に付けた自信。意外とテクニックもある。本当に厄介な相手ですよ。
しかも監督がオジェックで ドイツ流の負けないサッカーが叩き込まれてますからね
ここまでの試合で失点1と言うのも納得できます。このチームは ほんと堅いなー。
で ここまで強そうだと勝つ方法はないのか つったら そんな事ないと思いますね。
相手が厳(いか)ついなら こっちは 「柔らかさ」 で勝負ですよ。
例えば 小さなパスで局面を打開するとか 小さなドリブルでエリア内に侵入するとか
緩急を使ったプレーで相手の裏を突くとか 出来るだけ細かなサッカーで挑むのが
勝利へのポイントだと思うんですよ。日本人の俊敏性を活かせば可能ですからね。
で こうした 「サッカーにおける柔らかさ」 は今後 日本が最も伸ばすべき特長ですし
このオーストラリア戦を機に 何かヒントになるものを掴んでほしいと思いますね。
今回 柔らかさを持つため必須だった香川が 骨折のため離脱で非常に残念ですが
代りに入るであろう 藤本なり柏木が どこまで柔らかさを持たせられるか?
その辺りが勝負の分かれ目になる気がします。怖がらず 柔らかく を。
「柔よく剛を制す」
柔らかくしなやかなものが、かえって強く固いものを制する
これをサッカーで言うなら
柔よく豪を制す!
昔の人はエエこと言いいますな。