■ 愛媛 2-0 札幌
いよいよ開幕したJ リーグ2011 シーズン! ・・・ですが。
コンサドーレは見事なまでの負けっぷりを発揮しました。開幕は縁起ものだから
勝ってほしかった っていうか 今年は勝たなきゃダメだろ! と思いますけどね。
で 全く良い所の無かった開幕戦でしたが 唯一面白かったのが ”チアゴ大作戦”
守備の要として獲ったはずの助っ人が なぜかFWでデビューした と。
この不思議な それでいてスクランブル発進的な使われ方を 本人がどう思ったか
分りませんが やるべき事はちゃんとやれていたのは さすがだなと思いましたよ。
そもそも現代のサッカーは 「ポジション」 という概念が曖昧で良いと思うんですよ
全選手がボランチ機能を搭載して サイドでもFWでもDFでも出来る というのが
今の理想系かと思います。その内またスペシャリストの育成が必要になって来る
でしょうけど しばらくの間はポジションに柔軟性を持たせるべきだと思いますね。
ま いくら柔軟と言っても “いきなりチアゴ大作戦” には 超ビックリでしたが。
本人はもっとビックリだったでしょう。内心 「マヂデスカ…」 の連発ですよ 多分。
で このチアゴ大作戦から思ったのは “石崎監督の変化” でした。
去年までは こうした交代をせず とにかく自分たちのサッカーを貫く というのが
石崎さんの考え方だったと思います。ただ それを2年やって 勝負に対する甘さも
感じたかと思います。で 「今年は違う」 という意思教示をしかった と思うんですよ
「勝点への こだわり」 を チアゴ大作戦という形で表した と思いますね。
結果としては上手く行かなかったですが この監督の意思表示は大きな変化だと
受け止めましたね。後は プレーする選手たちが どこまで受け止められるか
また 監督の意思を理解したとして しっかり体現できるか が問題だと思います。
実際この開幕戦でも チアゴをFWで入れて パワープレーである事は明確なのに
しばらく大きく蹴らず 蹴っても雑なボール 他の選手はセカンドの予測も甘い と
当り前の事が当り前に出来なかったわけです。 まー見ててブチ切れましたよ。
難しい指令じゃないんだから それぐらいちゃんとやらなきゃ。
ま 悪かった点を出せば限りなくありますが 良かったのは 監督の意思表示。
それと どんなアバウトなボールも当ててたチアゴ大作戦が 意外と機能したとか。
出来るなら こうしたスクランブルを発動せず 勝ってくれるのが理想なのですが
今年は 形が綺麗とか 攻める美学とか そういうものは ひとまず置いといて
とにかく勝点にこだわってほしいと思います。まずはその気持ちの徹底からかな。
晴れて開幕した J リーグ2011シーズン。
試合は全くダメだったのですが 何も得るものが無かったわけじゃなく。
監督の変化に 期待と願望を持ちつつ 今年も応援して行きたいと思います。
皆様 よろしくです。