現在(いま)がどんなに やるせなくても
明日は 今日より素晴らしい
桑田佳祐 「月光の聖者達」 より月曜から歯が痛くてですね 水曜には左頬がパンッパンに腫れ上がりまして
おまけに昨日は なぜか熱まで出たりして 明日の桑田佳祐ライブに向けて
コンディションが悪くなる一方っていう現象に 日頃の行いを悔いましたよ。
ま そんなやるせない今ですが明日は今日より素晴らしいと誓っております。
冒頭の ”現在がどんなにやるせなくても 明日は今日より素晴らしい” という
のは 桑田佳祐の「月光の聖者達」という曲の一節で こう言っちゃ何ですが
桑田さんにしては珍しく まともでストレートな歌詞だなぁと思いましたね。
サザンの曲には “悪ふざけ” が多くて 歌詞の内容云々より 語感を優先したり
キャッチーな言葉を選んだり と聴いてる側も あまり意味を問わなかったと
思うんですね。ただ 桑田佳祐ソロでは 内面を晒すような詞を書いたりして
確かに違いはあったのですが ここ数年 病気の前後や震災後に書いた曲は
詞がストレートになったと思いますね。
それは 歳を重ねた分 言いたい事や 言うべき事が 変わってきたからだろうし
音楽に対しての向き合い方も 少しづつ変わって来てるのだろうと思います。
いつもでも愛だ恋だと歌えませんからね。だから多くのミュージシャンが
歳と共に歌う内容が変化しますし 音楽のスタイルも変わるのだと思います。
また桑田さんの場合 歌い方も変わって来てて 昔はしゃがれ声を強烈にして
歌ってたのですが 今はかなりソフトな歌い方に変わってるんですね。
その辺は喉への負担を考慮してるのだろうし それと ”歌詞の意味を伝える”
という事を意識的にやってるんだろうなと思いますね。詞の内容が変わって
来てるわけで それに応じた歌い方になるのも 当然っちゃ当然なわけです。
だから最近の桑田さんの歌を聴いて思うのは バンドのボーカルじゃなく
”シンガー” になってるんだなと感じますね。
こうして長く ひとつのものを見続けていると その変遷も見えたりして
楽しさに深みを持ちますね。日々の変化は小さなものかもしれませんが
例えば3年前と比べたり 10年前と比べたり 記録や映像が残ってるなら
見比べてみてそこで感じる変化が 進歩や進化じゃないかな と思いますね。
コンサドーレも今はやるせないですね。成績もチームの状態もやるせない。
まぁ正直 コンサドーレ史上 最強のビリケツに近い様態な気がします。
ただ思うのですが ここまでダメになるのは ある意味 素直なチームだなぁと
思いますね。普通のチームなら上手く誤魔化すんだろうけど ダメなものまで
真正面で受けてるって気がしますね で もしかしたらそれが コンサドーレが
改善されてる所かもしれません。って意味分からないっすね。
ただ 選手はこのニガニガしい状態の中で 多分 何かを得ているだろうし
我々もきっと何かを得ているだろうと思います。今は口の中がゴーヤで
いっぱいな状態ですが 時が経てば きっと分かる気がします。
現在(いま)がどんなに やるせなくても
明日は 今日より素晴らしい
オレの歯痛も明日には治ってますし コンサドーレも明日は勝ちます。
それが単なる思い込みであっても 自分の活力になるなら大事だと思います。
「今何時?そうねだいたいねー」と歌った人が「マンピーのGスポット」と
叫んだ人が 今「明日は今日より素晴らしい」ですよ 変われば変わりますよ
ただその間にあった大きく辛い出来事が 桑田佳祐を変えたのだと思います。
進化や進歩には そうしたニガニガしさも必要なんじゃないでしょうかね。
という事で 明日は参戦はおろか 生で見る事も出来ませんが コンサドーレが
風間親子をケチョンケチョンにする事を きたえーるから願っております。
ですから皆様も コンサドーレが勝つ事を オレの歯が痛くならない事を
ぜひぜひ願って頂きたい。
そうすれば必ず 明日は今日より素晴らしくなる! と思う