急に思いついて書き出した小説ですが パッと書いてピャっと終わるかと思いきや
全然 進まなくてて弱ってます。だもんで そっちは気まぐれ風まかせにするとして。
さっき終わったばかりの フランスvs日本の試合を熱いうちに。
日本 フランスに勝利!
日本がヨーロッパの強豪国と対戦するたびに あの試合を思い出すんですよ。
2001年のフランス戦。当時フランスは 98年W杯優勝 00年EURO優勝と
まさに世界最強国でした。ジダンが君臨し アンリやトレセゲが台頭して 守備には
デシャンやデサイーやマケレレがいて その上に組織力を誇る凄いチームでした。
日本も翌年のW杯自国開催を目前にしてましたし 監督がフランス人のトルシェ
でしたから 国際試合の対戦としては 面白くなるんじゃないかと期待しましたよ。
が 試合が始まってみると全く歯が立たないんですね。フランスは余り動かないで
ほとんど省エネサッカーだったんですが 隙がないんですよ。
日本も頑張って突破口を探してるのですが フランスのポジショニングには
どこにも隙がない。結局どこにも出し所がなくて オロオロするばかりでした。
で 試合は 0-5の惨敗。
あの時はショックでしたね。世界ってのはこんなに凄いのか と。それからってもの
ヨーロッパの強豪国と戦う時は その試合が蘇りますね。トラウマってヤツですよ。
ただ反面 バランスさえしっかり取れてれば それほど動かなくても守れるっていう
見本になりましたけどね。組織力はポジショニングが大事なんだな と。
あの手も足も出なかったフランス戦から 11年ですか。
今日の試合は 11年という歳月が 日本をどれくらい強くしたか?っていう
バロメーターでもありました。当時 ヨーロッパでプレーしていた日本代表選手は
中田ぐらいですかね で 今はほとんどがヨーロッパでプレーする選手ですよ。
その数だけでも 日本が11年で成長した証拠ですが ただ 肝心なのは試合。
いくら海外組が多くなっても 試合がダメなら 世界はまだ遠いって事ですからね。
日本の粘り強い守備とスタミナは 確かなものでした。フランスは予想通り強く
細かくパスを繋いだかと思いきや いきなり裏に出るとか 1対1は必ず勝負しつつ
組織的な動きも併用してましたからね。普通なら守備に大きく体力を消耗しますよ
ただ それは精神的な疲労が大きくて 焦るから更に体力を消耗すると思いますね
だけど今の日本は 精神的な対応力を持ってるわけですよ。相手の強さや能力を
分かった上で 守る精神性を持ってると。だからスタミナが持つと思いますね。
その辺は単純に 海外でプレーする多くなったからだと思うんですよ。
海外で積んだ経験が 能力や精神力に反映されてるでしょうし ビビる事もないし。
ただ今日の試合は今野が良かったですね。今野の粘り強さとスタミナが日本の
ストロングポイントでありました。でまた最後の長いドリブルにはシビれましたよ。
ああいうのを見たら 海外に行くばかりが 成功じゃないと思いますね。
宮澤も 今野を目指して頑張ってもらいたいです。前君は遠藤 荒野は憲剛かな。
という事で トラウマだったフランスに 見事 1-0で勝利!
内容的には押されましたけど 11年前の手も足も出なかった状態から比べたら
恐ろしく飛躍した我が国代表であります。この調子でグイグイのギュンギュン
成長してほしいと思いますね。次のブラジルにも勝って 更なる飛躍を!
ま オレの思いつき風まかせな人格は 全然 成長しないですけどね。