「ラトビアってどこ?」 ってカミさんが聞くんで
「トマトソースにチーズ乗っけて焼いたやつ」 と答えました。
カミさんの反応は 無 でした。 蹴馬鹿です。
昨日の代表戦 ちょっとつまんなかったですね。いや日本がどうってわけじゃなく
相手との力関係が問題と言うか 「もっと強い国とやれよ!」 って思いましたね。
10年前なら 力の落ちる相手とやって “勝つ日本” で良かったと思うんですよ
けど今は 対フランス戦のように 強い相手とやって 勝つ もしくは良い試合をする
というのが代表に求めるものかと思います。今の代表はほとんどが海外組ですし
強豪国に対しても臆さないでしょうから 興行としてマッチメイクするにしても
もっと強い相手と組んだ方が 盛り上がるんじゃないかと思いますけどね。
まぁちょっと いや かなり贅沢な悩みっつうか 要望ではありますが。
で 昨日の試合 代表選手を見ながら ふと思ったのですが。
「10年前 彼らを見ながら 誰が今の活躍を予想しただろうか?」 と。
例えば02日韓W杯で 主軸になると期待されたのは 79年組の黄金世代でした
彼らは少年時代から期待され 鍛えられ 予算も掛けた いわゆるエリートでしたが
今の代表にそうした選手はいないんですね。高校時代は無名とは言わないまでも
大きな期待を掛けられていた選手はほとんどいず 香川も長友も 長谷部も内田も
遠藤も岡崎も まさかここまでになると誰も予想しなかったと思われます。
唯一モンスター級だった本田も ガンバではU-18に昇格してないですし
今野については我々がよく知ってる通り 入団した時は 「君 誰?」 でしたからね。
そんな プロになれるかどうかギリギリだった選手ばかりが 今の代表ですが
今や 「チーズ乗せて焼いても美味くねぇ」 と思えるぐらい強いんですからね
改めて 彼らは凄いなと思いますよ。原点と現点の伸び幅に驚かされます。
またそれはサッカーを志す少年少女に メッセージとして届いてると思うんですよ
可能性は 全員に秘められている と。
昨日コンサドーレの主将・副主将が発表されました。キャプテンは継続して河合。
3年連続のキャプテンはコンサドーレ初だそうですが 適任者だと思いますね。
コンサドーレには これまで数えきれないほどの移籍選手がいますが
実は この河合が今までで一番良い選手だと思ってるんですよ。
プレーに責任感と安定感があって 口数は少ないながらも強いキャプテンシーを
持ってますし あらゆる面でコンサドーレ史上No1の選手だと実感してます。
今年は若い選手が増えて 良い試合をする事や結果を出す事は大変でしょうけど
その背中でチーム引っ張ってほしいと思いますね。河合なら大丈夫でしょう。
で 副キャプテンは3名で 内村と岡本。2人に共通するのは 「変貌」 ですかね。
2人とも札幌に来た時は 無責任風で若干チャランポランな感じもありましたが
年々その雰囲気が変わってきて この前 練習を見に行った時なんかは もはや
過去とは別人ですよ。表情も雰囲気も しっかりしてましたし 引き締まってました。
こういう変貌と言うか成長は ずっと見続けているからこそ感じられるわけで
結婚したり 子供が生まれたり 人として成長する姿を見続けるのも サポーターの
楽しさじゃないかと思います。中間管理職的立場で頼みますよ 内村・岡本。
そして ルーキーで異例の副キャプテンに抜擢された 堀米。
彼については去年のJユース選手権でしか見てないので 詳しくないですが
今回の任命について コメントで 「やりたいと思ってました」 と言っていました。
普通18歳でその大任を受けたら腰が引けますよ。けど彼は むしろ望んでた と。
そういう肝の据わった所が 面白いなと思いましたね。ファン感でも その明るさを
発揮したようですし 皆を引っ張って行こう という責任感を感じますね。
ただ 今回の任命は 今の力や人望で与えたものではなく。
堀米の持つ 可能性に与えたもの
と思います。可能性は誰にもあるものですが その中でも一番しっかりして
一番 強いものを感じた 堀米の可能性に託した という事なのでしょう。
その期待に応えて その期待を上回る成長をして いずれ日本を背負って立つ
選手になってほしいと思います。 その前にコンサドーレを背負うでしょうし
本人には既に その覚悟と自覚が備わっているようですが。
という事で ちょっとつまらなかった代表戦も 少し角度を変えて見ると
「可能性は全ての選手にある」 と思った試合になりました。
コンサドーレも 様々なものが新しくなる今年 ルーキーの副キャプテンという
可能性に託したわけです。その可能性がどこまで伸びてゆけるか 楽しみですよ。
また 他の選手は今回の人事に発奮してほしいですね。特に去年の1年生組は。
後輩に託された事を なにくそと思って 遠慮なく闘ってほしいと思います
今 どんな苦しい場所にいても 必ず上へと行く道はあるわけですから。