ご無沙汰しております。 蹴馬鹿は生きております。
実は先週末 甥っ子の結婚式がありまして 鳥取まで行って来たんですよ。
今回は普通の旅行と違い気合が入ってたためか 千歳には2時間も前に着いて
空港内やら売店やら見て回ったのですが そんなの30分もやれば終わるわけで
後は何にもする事がないんですね。 で 暇だなーと思いつつ ふと見渡すと
少し離れた所に やたら体格の良い 日焼けした白シャツ軍団が居たわけですよ
で もしやと思いつつ見に行くと やっぱり コンサドーレの選手たちでした。
こういう偶然の遭遇はテンション上がりますね 選手の顔を1人1人確認しながら
「あ 河合だ」 とか 「砂川だ」 とか 「おぉ バルバリッチだ!」 と いちいち興奮して
集団の近くをウロウロしましたよ。 で ふと 「小野は?」 と思って探したのですが
いない。 どこにも いない。 せっかく こんな遭遇したのだから ひと声掛けて
岡田以外 誰とも握手せず操を守り通したこの右手を差し出そうと思ったのですが
いないんだからしょうがない。 となると もう1人のスター 前俊を探すしかない。
で 探しましたよ。 ほとんどの選手は固まって搭乗ロビーに座ってたのですが
さすが スター前俊は違う ちょっと離れた場所に1人で座ってましたね。
で 横にドカっと座って 「応援してるからよ 頑張れや」 と 言おうと思ったのですが
スター前俊には そんなこと出来ないオーラがビンビンに出ていたわけですよ
というのも 彼らが乗る名古屋行の飛行機が何十分か遅れていたようで
どうやら ″待ち疲れ” のご様子でした。
スター前俊さんは 何度も頭を掻きむしり うんざりした表情をしておられましたし
よく見ると 他の選手も同じ様に待ち疲れの感がありましたね。
サッカー選手は ”待つのも仕事の内” と言われますが さすがに空港で待つのは
座ってる以外 何にもする事がなく シンドいだろうなと気の毒に思っておりました。
そして ようやく飛行機が来て 続々と乗り込む選手たちを見送ったわけですよ。
軽い達成感を得ながらも 我々が乗る羽田行が来るまで まだ1時間以上ある
またもヒマ地獄が襲うわけですよ 買ったサッカー雑誌はほとんど読んじゃったし
昼飯も食ったし トイレにも行ったし 他にする事もなくジッと搭乗を待ちましたね。
で 我々の乗る飛行機は遅れず 定刻通りに飛んでくれた のですが。
何だか 羽田の滑走路が1本使えないとかで どうやら到着が遅れるとの事でした
まぁ遅れるのはしょうがないですが 今回の鳥取は羽田から乗り換えで行くため
鳥取行にちゃんと乗れるかどうかが問題だったわけですよ。
乗り換えのタイムラグは55分。 それだけあれば何とかなると思ってたものの
羽田に着いたのが ちょうど55分遅れ。 我々が到着した時 鳥取行が飛び立った
という不運が起こったわけですよ。 で すぐ次の便の手配してくれたのですが
次の便まで 待ち時間 4時間。
4時間って。 2時間でも持て余したのに 4時間も どないせいっちゅうねん! と
ブチ切れそうになった時 カミさんが 「はぁ?」 と半ギレの返事をしておられました
でも飛んじゃったものはしょうないし 待つしかないわけで 待ちましたよ 4時間。
すると今度は 鳥取行の飛行機が機材の不具合だかで 「1時間遅れます」 と来た
羽田行の飛行機で55分遅れ 乗り換えで4時間 そして鳥取行で1時間
合わせて6時間の遅れですよ。 もはやその時は怒る気力もなく 半死人のように
ただひたすら待ちました で ようやく乗れて 鳥取に着いたのが 夜10時。
朝10時に家を出て12時間後の事ですよ。 どんだけ遠いんだよ 鳥取!
出迎いに来てくれた姉たちが クタクタのオレらを見てとても気の毒がってましたが
確か千歳では 選手たちの事を気の毒がったなぁと思ったものであります。
我々コンサドーレサポーターにも ″待ち疲れ” があるんじゃないですかね。
ちょっと連勝しては足踏みして PO圏に入れそうで入れなかったり
小野が入ったり 監督が代わったりして 「これで良くなるだろう」 と期待するも
そう劇的に変わらなかったり。 何かジレるようなシーズンになっています。
それでも 諦めず 信じて 待つのが サポーターなんじゃないかと思いますね。
なんせ乗った飛行機は途中下車できないし 目的地に向かって突き進むのみ!
待ち疲れでクタクタになりながらも そんな事を悟った今回の旅でした。
とは言え。 帰りの直行便は2時間で着いたけどな。
返せ オレたちの10時間!