昨日のブラジル戦 ネイマールに4点ですよ よんてん。
決定力と言ってしまえばそれまでですが 優れたストライカーはシュートを打つ前
例えば抜け出し方や体の向きやボールの置き所なんかで 既に勝負ありの形に
してますからね ネイマールはその感覚と技術が凄いなーと思いましたよ。
ただそういう選手がいるって知りながら抑えられなかった っていうか 田口は
何のためにそのポジションに入ったんだ?と思いましたけどね 無責任というか。
アギーレのサッカーがどういうものか まだ見えて来ないですが 1対1の強さは
かなり重要だと思います その辺を意識してる選手を起用してほしいですね。
っていうか 西 使えや! アギーレーーーーー!
一方 コンサドーレに必要なのが 決定力と蹴って良い力(りょく)。
■ 札幌 0-2 千葉
2試合続けて無得点 千葉戦ではシュート17本も打ったのに ですよ。 17本も。
見てるとコンサドーレの選手は シュートを打つ時 かなり力んでるんですね
都倉にしても内村にしても 力入っちゃって バランス崩しながら打つんですよ
だからシュートを打った後 倒れる。 サッカーの場合 スライディングもそうですが
一度 体を倒すと次の動作に時間が掛かるため 出来るだけボディバランスを
崩さないようプレーすべきなのですが 力むとそれが出来ないんですね。
昨日のネイマールなんかは 全く無理な体勢にならないで打ってましたし
この千葉戦の2失点目 森本も一度 DFに阻まれながらも 倒れずプレーを続けて
ゴールを奪ったわけです。 決定力を上げるのは 単にシュート精度だけじゃなく
打つ前の能力やメンタル それとボディバランスが必要なんだと思いますよ。
中原はその辺 上手いのですが ほんと決定力が・・・。 ま 近々決めるでしょう。
決定力不足は どこのチームにもある問題ですが こればっかりは特効薬はなく
あるとすれば ゴール前で落ち着く余裕とか自信とか メンタル的なものであって
技術より そういう面を磨いて行かなくちゃならないと思いますね。 で それよりも。
奈良は “蹴って良い力” を持て!
千葉戦の1失点目。 奈良がモタモタしたため PA付近でファールしてしまった
そのFKを決められて先制された そういう意味では奈良に原因があるわけですが
奈良は “簡単に蹴りたくない” と思ってると思うんですよ。
奈良のプレーを見てると ここ数年 高い意識を持ってると思うんですね
例えば “このプレーはJ1で通用するだろうか” とか “海外では 代表では” とか
そういう意識を感じます。 だから相手がプレスを掛けて来ても 簡単に蹴らない
出来るだけ粘って繋げようとしてるのだと思います。 それで良いとも思います。
今 楽なプレーを選んでしまえば この先 そういう選手になってしまいますからね
だから今は あえて苦しい方を選びながら 自分を鍛えてるのだろうと思います
それが分かるだけに 千葉戦のプレーを責めたくないですね
ただ 奈良がここから一歩 成長するために J1や代表や海外で通用するために
“簡単にやるべき所は 簡単に!”
状況判断として 粘る所と蹴って良い場面があるわけで その判断力をつけるのが
奈良の次の課題だろうし その力を持てば どこでも通用する選手になりますよ。
良い選手の要素の半分は適切な決断力で出来てますからね。 その力を持てと。
その辺は監督も理解してると思います。 試合後の会見でも 「この試合から学ぶ」
という事を何度も言ってますし 苦い経験を力にしてほしいという事だと思います。
ただ その経験のために “POを懸けた勝点3を失う” という事も忘れてほしくない
と思います。 代償が大きかった分 絶対に力に変えてほしいですよ。
という事で POへの道は厳しくなってますが まだ可能性は残されているわけで
個人的には全然 あきらめてないですし 選手もそうだと思います。
残された6試合+αで 決定力と蹴って良い力を上げながら 連勝を続けてほしいと
思います。 そのキーマンは 奈良と中原にあるでしょう。 頑張れ 若僧2人!