昨日 「GOAL!」の試写会に行ってきました。
感動のサッカー映画です。
内容・感想などは書きませんが 凄く良い映画でしたよ。
来週から公開ですので サッカー好き 映画好きの方は是非ご覧下さい。
で この試写会で ちょっと「意外な現実」と言いましょうか
へーそうなんだ と思うことがありました。
着いたのが開場30分ほど前だったんで ロービー待つことにしました
既に20名ほどでしょうか 人がいましたが 年齢層もバラバラな感じで
学生もいればサラリーマンもいる 40代ぐらいのご夫婦もいる
ただ いかにも「サッカー命」な感じの人はいませんでしたね。
で 時間が経つにつれ ワラワラと人が集まりだして そろそろ開場になる頃
向いのソファに座っていたご夫婦が 袋から何か取り出した
見ると代表のユニフォーム。「?なんだ?」と思いましたね。
で それを着だした。旦那さんには海外チームのユニを渡す。
2人にこやかにユニ着て座ってる。ちょっと奇怪な行動でしたね。
いくらサッカー好きでも映画観るのに ユニ着る事はないだろう って。
ただ よく見ると 他の人たちも。
さっきまでごくごく普通の学生さんやサラリーマンもユニを着てる。
「???」ですよ。これは常識なのか?いやもしかすると宗教か?と。
オレの知らないところで蹴馬鹿教なるものがあるのではないか?
そんな被害妄想まで膨らんで来た頃 開場とあいなりました。
200名ほどのキャパの試写会場でしたが 上の方から見ると
まーユニを着てる方が多いこと。私服のままの方が不自然なぐらい。
いよいよ蹴馬鹿教集会くさくなって やばいとこ来たな って感じです。
ただ こうなればこの後出てくるであろう首領(ドン)の顔を拝んでやろうと
もうカリスマとの全面対決も辞さない覚悟で臨みましたね。
私が戦いに備えて燃えに燃えてた時 カミさんが何やら発見しました
会場入り口で何かを配っている。「あんた 貰ってきて」と
いや 今 それどころじゃないんだ 俺たちは大変なとこに来たんだ
そう思い 偵察を兼ねてそれとなくカミさんに行ってくるようお願いしました
階段を降り 配られている係員の所まで行くカミさん
何が起ころうとしているのか注意深く見守るオレ。
緊張が頂点に達した時
マイク持った係員が こう言った
「ユニフォームを着て来た方は プレゼントをお受け取り下さい」
全ての謎は解決された。そういう企画だったのだ。
試写会にユニフォームを着てくると 何だか貰いえるという企画。
HPにも招待券にも記されていたようだ。知らなかった。
てっきりそういう宗派かと。対決か?入会か? そこまで考えてしまった。
「あんた ちゃんと見てなかったのかい!」 帰ってきたカミさんに怒られた。
まぁいい。これで安心して映画を観られる。良かった。帰ったら怖いけど。
で この一連の出来事。
本当に驚くべき現実は
コンサドーレのユニを着た人が 意外と少なかったこと。
着て来た人の1割ぐらいでしょうか。コンサドーレは。
他は海外のチーム。代表。他のJチーム。様々なユニフォームでした。
好みの話しですから 良い悪いはないのですが
現実として ちょっと悲しいなと思いましたね。
来た人は サッカー映画ですから サッカー好きは間違いないんでしょうけど
占める割合がこのぐらいなものか とちょっと落胆しました。
普段はコンサドーレを応援している人たちに囲まれていますから
こういったバランスは分からなかったんでしょうね。
地元チームを応援するって 凄く楽しいんだけどなぁ。
レベルやカテゴリーは別として オラが町のチームがあるって幸せなんですよ。
サッカー好きってベースがあるなら なお更。
もっと試合を見に行く楽しさや 肌で感じることや
寒さや 暑さや 悔しさなんかも サッカーにとって大事なことであると思います。
今のチームに情けなさがあっても そういう感触って良いと思うんですけどね。
そういう事を含めた上での「オラが町のチーム」じゃないでしょうか
だから 今の内 たっぷり情けなさを味わっておきましょうよ。
今にみてろよ ですよ。
「GOAL!」 には第2弾 第3弾まであるそうです。
いずれも公開はまだ未定のようですが 必ず見に行きます。
その時 また「ユニフォームを着て来よう企画」があるなら
赤黒を着て行きますよ。
その時までにはコンサも もっともっと盛り上がって
会場が赤黒に染まってくれれば と思いますね。