昨日の代表戦。
まず ちょっと怒らせてくださいよ。
テレ朝で4時半からだっていうんで起きて見たわけですよ
で 前半 これがまた良い試合だ。最終調整って意味合いはありますが
出来るなら勝って 本大会に臨んでほしい いや 勝てるかも とか
まー興奮気味でハーフタイムを向えたわけですよ。
でこの15分の間 ちょっとチャンネルを替えて フジに移したところ
「速報!ただ今 日本VSドイツ 終わりました 2-2の引き分け!高原2得点!」
ふざけんなっての!
こっちはLIVEだと思って 試合の行く末を ハラハラ・ドキドキで見てたっての!
おいフジ!何を結果 流しちゃってるわけ?他局でやってんの知ってるべ?
おいテレ朝!何を1時間って半端な録画にしてるわけ?
3時半も4時半も同じだべや 真夜中だっての!
責任者 出て来いや!金返せ! 払ってないけど。
と ひと通り怒りもぶちまけたところで。
試合の感想。良い試合でしたね。本大会前にこんなに熱くなっていいのか
って言うぐらい 両者互いに譲らずのナイスゲームでした。
こういう試合を見ると 「日本は強くなったな」 と実感できます。
と言っても 世界の強豪国になったわけじゃなく
強豪国とやっても腰が引けない といった強さです。
ジーコの一番の功績って この「腰が引けない」ことじゃないでしょうか。
表面上の巧くやるサッカーじゃなくて メンタルとか総合的なところ。
「己のサッカーに自信を持って戦え」っていうのがメッセージかと思います。
4年間という時間の中で ジワジワと培われたんじゃないでしょうか。
特に 昨日のドイツ戦は 戦えるようになった と思えますね。
翻ってコンサドーレも 己のサッカー作り に取り組んでいます。
こっちは上手く行ったり 行かなかったり 今ひとつ進歩に時間が掛かって
応援する方も「大丈夫なのか?」と疑問に思うのも不思議じゃないんですが
向うは4年。こっちはまだ2年半ですからね。これからですよ。
思うに ジーコも柳下監督も テーマは似通ってるんじゃないでしょうか
「こうすれば勝てる こうすれば負けない」っていう表面上ではなく
もっと自分に帰ってくると言いますか 本質的な所を強くする
そんな指導をしているように思います。
こういうのは時間が掛かるんでしょうね。約束事を守らせるより ずっと。
コンサドーレの練習を見てたり 柳下監督のインタビューを読んでも
「こんな場面 どうしらいい?考えてみよう」って言葉がよく聞かれます
自分で考え 自分で判断する 当たり前のような事ですが
なかなか出来ない。約束事を強めれば強めるほど他人任せになる。
問題点のヒントを出して 答えは自分で出させる
当然 選手間で異なったりするわけですから 混乱も出るでしょうし
判断能力の質も問われます ですから精度を上げるのに
余計に時間が掛かるんでしょうね。
それでも いずれ誰かがやらなければならなかった事。
ジーコも 柳下監督も その本質的なテーマは同じ
「サッカー選手として強くなること」 これに尽きるんじゃないでしょうか。
大きなテーマですが それに取り組んでる事は大切な事だと思います。
間もなく ジーコの集大成を迎えます。
本大会リーグ戦を勝ち抜くのは非常に厳しいかと思いますが
内なる戦いに勝った者達 その力を存分に発揮してほしいと思います。
コンサドーレ。まだまだ発展途上ですが 道筋は正しいわけです。
後は 出来るだけ早く その成果を表せるようになってほしいですね。
ジーコと柳下監督。
2人の功績は 時間が経つにつれ
大きかった事が分かるんじゃないでしょうか。
そんな風に感じています。