とある組織から 招待状が届いた。
今まで隠していたが 私は 「とある組織」 に属している。
その組織活動は 2週に一度 某所に出向き 敵対する組織と戦う
その任務は 時として困難を極め 完了時には精根使い果たす事が多い。
特に昨年末などは 思いもよらない巨大組織との戦いが4つも続き
それはまさに 「不可能な任務」 を思わせた
だが 我々の力は不可能を可能にさせた。イーサンも驚きの成果だ。
ポタリと落ちる汗を床ギリギリの所で受け止めた達成感があるのだ。
そんな私の働きに感謝してか とある組織から招待状が届いた。
その内容は こうである
Mr.kazua
いつもあなたの見事な指示には 多大な感謝をしております
昨年末の成果も あなたのお力があってこそであり
それは例えご自宅に居ようとも 的確な指示は聞こえておりました。
つきましては その感謝の意をなんらかの形で表明したく
会員制の宴をご用意致しました。どうぞご参加下さい。
日時は以下の通りで予定しております。
2007・1月21日(日) pm4:00~ 札幌ドーム
こうも感謝されては 行かないわけにはいかない。
すぐさま 「いいよー」と返事を返した。
だが 何か危険な香りがする。
よくよく考えれば それほど感謝される働きをした憶えはない。
罠かもしれない。身包み剥がされるかもしれない。
おそらく会場には
美形の外国人がいて ピチピチの若さもある
参加者は非日常的なコスチュームを身にまとい
会員と その他わずかな「よっぽどな人」だけが来る。
老若男女 入り乱れての宴。それは一種異様な世界。
とても 甘く危険な香りがする。
明日 午後4時 札幌ドーム
怪しげな宴 参加する怪しげな人々
おそらく夕方から 福住方面からは
怪しげなオーラが出まくるに違いない。