日曜は サテライトへ行く前に 厚別競技場で行なわれていた
「道リーグ・ノルブリッツvsベアフット」 を見に行くと言う
「蹴コアツアー ~ひとり旅~」 を開催しました。しかし このハシゴ 考えてみれば
札幌の端から端という
よっぽどな方 じゃないとやらないツアーですが
そういうよっぽどな方は 他にもいたようで。 お疲れさますっス!
試合は ノルブリッツに木島選手がいて まだまだ頑張ってました。
前半は好ゲームだったんですが 後半 スタミナ切れからか ワンサイドになって
ノル6-0ベア という結果に。ノルブリッツはしっかりしたチームでしたね。
ベアフットは もっと頑張れ!そして粘れ! 木島の髪も粘れ!
と言う事で。たまには こういうコンサ以外の試合を見るのも良いですよ。
日曜で 天気が良くて スタンドが埋まってなくて 選手の声やボールの音が聞こえて
「ああ サッカーだな」 としみじみ思いました。
で この 「ひとりコアツアー」 の最中 ルンバ氏からのメールで
宮の沢へは ふたり旅となりました。 旅は道連れですからね。
宮の沢へ着くと junkoさんが席を取っていてくれたので ベンチ裏 最前列の
ナイス・ビューで試合が見れました。後で知ったんですが 日曜の宮の沢
開場待ちの列がもの凄かったとか 後ろの公園にまで 巻きに巻いて
芳賀の横髪か ってほど巻かれた 長蛇の列だったそうで
junkoさん&お仲間の方々 ありがとうございました。
あの席を取るには 相当 早くから並ばれたかと思います おかげさまで
ナイス・コーチング ができ その成果で 見事 勝利をおさめる事が出来ました。
重ね重ね 本当にありがとうございました。
で サテ戦は ヤナギの消えっぷりと ユーヤのファンタジーは置いといて
鈴木智樹が良かったですね。久々でボランチに入る彼を見たんですが
ポジショニングが良かった。良いゲームコントロールをしてました。
後 目に付いたのは 岡本。こっちはデタラメなポジショニングのおかげで
岡田が常に2対1の状況になってましたが 攻撃時の面白さはありました。
まだプロ仕様ではないですが もう一つ二つ しっかり出来るようになれば
リーグ戦での活躍も期待していいんじゃないかと思いましたね。
逆に どうかなーと思ったのは 池内。プレーが危な過ぎる。
センターバックの適正がないのか 頼りないプレーが多かった。
川崎も 置きに行くプレーが多くて 攻撃の思い切りが無かったですね
取られてからの守備はガツガツ行くんですが 攻撃となると急に消極的になる。
去年の天皇杯を思い出してほしいなぁ。もっと思い切り良く ですよ。
石井も ハットは素晴らしかったけど 全体を通すと 今ひとつでしたし
相川は… まぁ 相川でした。
と こうやってみると トップに出ている選手が 今ひとつでしたね。
「サテだから」 という気持ちはないでしょうけど あれがベストパフォーマンスなら
他に もっと状態の良い選手がいるのにな と思うのですが
その辺は どうなんでしょう 監督?
あと 面白かったのは 終盤に出てきた ユースっ子 クラウチ君。
本名は 山口紫宛君というらしいんですが 目の前でアップしてる時から
その身長といい プロポーションといい まさに和製クラウチ。いや倉内ですよ。
今 主流のワントップスタイルだと 彼のような高さ&足下があるプレイヤーは
重宝されると思いますね。まだ2年らしく 先は分かりませんけど 面白いな と。
鹿島では 興梠が良かったのと 田中康平がボランチにコンバートしていた事
あと佐々木竜太がいましたね。この選手 先々週のリーグ戦で途中出場して
もんの凄いトラップ&アシストしたんですよ。相手 柏に退場者が出たんですが
攻めあぐねて ロスタイムまで0-0だったんですが ロングボールを右サイドで
走りこみながら 完璧なトラップでコントロールして そこからまた完璧なセンタリング
見た瞬間 「おおー」 奇声上げました。まるでベルカンプのようだと。
で すぐに 「なんだ!こいつはー!」 と名鑑 取り出して 調べましたよ
そしたら 鹿島Jrユースから 鹿島学園 そしてJAPANサッカーカレッジを経由して
アントラーズに入団という経歴でした。 でまた JAPANサッカーカレッジとは何だ?
と思って調べたら アルビレックスと提携しているサッカー専門校だそうで
世には 面白い試みと 面白い選手が たくさんあるんだな と思いましたね。
佐々木竜太君 今 ちょっと注目してます。
と 日曜の宮の沢は 絶好のお天気と 絶好の席で 良い日になりました。
にしても 厚別-宮の沢の2試合 日に焼けたなー。
そして 昨日のWユース。
今はなんだか 「U-20 W杯」 とか言うらしいですが
ワールドカップってのは 世界に一つだから ワールドカップであって…云々
まぁいいです。 で Wユース 生は見れませんでしたが 昨夜 見ました。
面白いチームですねー。両SB含め 攻撃的なメンバー構成で 割と まとまりもある。
普通 あそこまで攻撃的なメンツだとチグハグになりそうですが
今回のチームは上手くバランスを取ってるように見えました。
また年代のわりに 内田や梅崎など経験を積んだ選手が主力のため
戦い方のポイントを掴んでるように思えましたね。 田中亜斗夢の調子が良くて
藤田の出場も危ぶまれましたが 後半 出てきましたねー。
でまた 藤田は藤田なりの良さを出して ここのポジション争いは熾烈でしょうね。
残念なのは あの必殺 縦突破&高速クロスを見せられなかったこと
1本でもやれれば 世界に知らしめることが出来たんですけどね 残念
それでも 藤田 動き・キレとも良かった。 顔も 引き締まった良い顔してました。
帰ってくる頃には ひと回りも ふた回りも成長してるかと思いますね。
そのためにも 遠慮なんかすんなーバンバン行っちゃえー!いや 行かんかいワレ!
思うに この2日間で見たサッカーは
厚別の道リーグであり 宮の沢のサテライトであり カナダのWユースで
Jのリーグ戦とは違う 「観客があってのサッカー」 ではないわけです。
言わば 「サッカーのためのサッカー」 と言うか 選手個人の本質が窺えるサッカーで
そこでも燻らずに打ち込んでいる選手を見るのは良いですね。
そういうのを見ると 自分自身の本質に返ってくると言うか。
今年はコンサドーレが調子良いんで さほど落ち込む事はないんですが
こういった原点的なものを見ておいて 自分の中に作っておけば
サッカー自体に興味が薄れることはないかな と思います。
たまにはいいかと思います 「サッカーのためのサッカー」 を見ることは。
ただ 「よっぽどな人間」 を自負してないと 痛いですけどね。