追いつかれそうな流れの中 後半30分 彼は出て来た。
ベアフット監督兼選手 木島。 第4の審判に交代を告げる
「代打…オレ!」
【注意】今回はマニアックなネタです。ご注意を。
厚別で行なわれた 知事杯準決勝 見てきました。
行ってまず驚いたのが 準決に残った4チーム。
北海学園大学vs北翔大学 と
北海道教育大学岩見沢校vsベアフット北海道
札大がない!道都もないではないか!昨年覇者ノルブリッツはどうした?と。
驚きましたね。この知事杯を制すると天皇杯・道代表になれるんですが
ここ10年は札大と道都が二分してて そのまた昔を遡れば札大が圧倒的に
代表権を得ていたわけです。その合間に北電というような具合で。
この3チームが全て勝ち残れなかったのは 何か異変が起きているのか と
思いましたね。詳しい事情は分かりませんが とにかく驚きでした。
で 試合はと言うと 1試合目は途中からしか見れなかったのですが
北海学園大学が勝ったようで。ただ ちょっとコネコネしてたのと
パスに惚れる感じがあって 決勝ではもう少しシビアにやらないと と思いましたね。
そして2試合目。北海道教育大学岩見沢校vsベアフット北海道。
スタメンの名前を聞いてると 道教大岩に 「東館」というのが聞こえて
どっかで聞いたなー と思ってプログラム見たら 盛岡商出身ですよ
今年の1月 選手権で優勝したチーム。そこのエースストライカーですよ。
選手権ファンとしては ちょっと いや かなり感激しましたね。
で 今度はベアフットのスタメンで こっちを聞いていると 「石郷」 という名前が!
あれ 札大じゃないのか?と不思議に思ったんですが 卒業したのか。
この「北の弾丸ライナー」の出場に これまた心 躍りましたね。
ただ 残念なことに ベアフットは 「木島」の名前が呼ばれなかった
で ベンチを見ると 木島は練習着も着ず 指示だけ出してました。
プログラムには 「助監督」 となってたんですが 実質 監督なのかな と
選手としては もう引退したのか と。何とも残念な気持ちになりました。
試合はベアフットが1点リードのまま淡々と流れて
注目の東館君はFWではなく 不慣れなポジションのためか 今ひとつ精彩を欠き
石郷君は後半25分ごろ 足を引きずりながら交代してました。
じゃあ 後は何を見ろと。
満生はいない。野田もいない。石郷は下がった。
それで 何を見ろと。 いや それでも見るんだけど。
そんな若干の憔悴感が襲う中 ベアフット・ベンチ方面を見ると
薄紅色に光る後頭部が 何やらゴソゴソしている
も もしや! 木島さん 出るのかい!
白シャツからユニフォームに着替え スパイクを履いている
間違いない。木島が来る。1点リードの後半。相手は捨て身の攻撃に出ている。
場面に不足なし。満を持しての登場だ。木島は第4の審判へと歩み寄る。
後退の髪 いや 交代の紙を渡す そして こう言った
代打… オレ!
この名セリフ 古くは50年前の藤村 そして2年前の古田が言った名セリフ
プレーイング・マネージャーしか許されない 貴重な名言を
木島が言った! かどうかは定かでない。
だが ようやく真打の登場だ。木島の登場に胸が躍った。
木島はリベロの位置に入る。そう言えば今年1度 道リーグを見た時もリベロだった。
彼の経験と能力でチームに落ち着きを与えるのだろう。
守備時のボールを追う速さは 決して衰えてはいない。 部分的な衰え×△×○…
そして 最後の猛攻を凌ぎ ベアフットが見事 ファイナル進出を果たした。
知事杯・決勝戦は 今日 午後2時から。
厚別競技場へ行くもよし NHKで見るもよし
天皇杯・道代表決定戦を見逃すな!
ちなみに
ヒガシコクばったヘアースタルの選手が
元コンサドーレの木島敦でございます
どうぞ ご注目下さい。
(皆さん 付いて来てくれただろうか…)