もっと集中せよ!
■札幌 2-4 G・大阪
まずは 「始まり」 の方で。J1が再開しましたね。各チーム 新加入があったり
中断期間を使っての修正があったりで 巻き返しを図りに来てますね。
コンサドーレも箕輪・アンデルソンを加えての再開初戦でしたが
見事!砕け散りました!
今さら 「戦力の差が…」 なんつうのも嫌になるぐらい弱体質なんですが
「せめて 集中はしようや!」 って試合でしたね。4失点のほとんどが
人はいるけど 人は見てないのが原因で しかも失点した後
「今の誰 見るの?」 「誰?」 「俺?」 「お前?」 なんて顔された日にゃ…
人任せも ほどほどにせいや!
だいたいにして 最後の砦に ゾーンもマンツーマンもねぇんだよ!
「ヤベっ!」 つった時に 無条件で体が動かなきゃ そこにいる意味がねぇんだよ!
と言う事で。箕輪自体の出来が悪いわけじゃないんですが 4失点の結果には
箕輪への安心感は持ちませんでしたね。連携を含め これからでしょうけど。
で もう一人 アンデルソン。普通ですね。得点が必要で補強された選手ですから
まず得点しないと 存在理由がない。その他 諸々の仕事なら中山がいますし
「補強」 という形で途中加入したなら 即戦力&即結果が必要なんですよ
アンデルソンにしても 箕輪にしても それが出せなかったのですから 評価としては
やっぱり厳しくなりますね。かと言って 今までの選手が良かったか?と言うと
これまたどうにもな感じでしたけど。
とにかく もっと集中力を持って戦え!と。理屈じゃなく 体を動かせ!感性を信じろ!
そう言ってやりたいっすよ。同じガンバ戦でも06年天皇杯の方が もっと相手を
追い詰めてましたからね。戦力勝負じゃない戦いをしなきゃ。
で もう一つの方 「終わり」 は EURO。とうとう終わっちゃいましたね。
今回も約1ヶ月間 仮眠に次ぐ仮眠で 過ごしてまいりました。
昨夜も深夜2時にハッと目が覚めまして ボーっとしたままテレビつけてました。
で 今回の大会で いろいろ感じる事はあったんですが ひとつ上げると
敏捷性
ですかね。俊敏さ と言うか 反射的なプレーの精度が日本と全然違う。
突然来るパスにでも対応しますし そこからまた良いパスを出すとか
俊敏性と判断の早さが連動して あのスピード感が出せるんでしょうね。
また キーパーにしても反射力が かなり高くて そこら辺がなぜ出来るのか って
あれこれ考えると 行き着く果ては 「モチベーション」 なのかなぁ と思いましたね。
EUROでの高いモチベーションを 集中力に変えてプレーしてる のかなぁと。
コンサドーレの試合でも 「やる気」 という意味では高いものは感じられますよ
でも それがプレーの良い方に出てるか と言えばそうでもなくて
固くなってたり テンパってたり モチベーションが上がれば上がるほど
体が動かなくなってるような気がするんですよ。逆にEUROでは 高くなれば
集中力も上って 反射能力も高くなる みたいな良い方に出てるんじゃないですかね
その辺の差が 今回 凄く気になりましたね。
「あっ!」 っと思った瞬間 体が動くか動かないか その差がね。
今 日本がヨーロッパの強豪国と戦っても 絶対勝てないだろうな と思うのは
そういう 「モチベーションを集中力に変える力」 がないからだと思いましたね。
ただ EUROは面白くて 魅了されたんですが それは単に 「面白かった」 だけで
結局 どの国の試合を見ようと 「日本には何が足りないか?」 とか
「コンサドーレは どこが悪いんだ?」 とか そういう事ばっかり考えるわけですよ。
どんなに素敵なEUROの試合を見ようと どれほど魅了されようと
つまりは 「地元を省みる」 わけで 対象としてあるのは 常に地元なんですね。
要するに 日本自体やコンサドーレが強くなってくれなきゃ
オレの寝不足な日々が浮かばれないわけ。
だから頼むよ もうちょっと強くなってよ。日本代表&コンサドーレよ。