この時期は 本当に つらいね。 うかつにブログを巡ると 泣かされますよ。
さて 明後日は最終戦。残り1つとなったJ1の試合に向けて グググーっと気持ちを
盛り上げたい!…ところですが どうにもテンションが上がりませんね。
まぁ今年は満遍なく若干ローテンションだったのは否めませんが せめて最終戦は
スカッと気持ちよく終わりたいところです。で 少しでもテンションを高めようと
ブログを巡ってみたんですが 危険ですね 逆に。もう一つの現実にぶち当ります。
考えてみれば この時期 別れの季節なんだよなぁ…。
しまふく寮通信
寮が出来てから この時期は4回目?毎年この 寮での別れの様子が書かれるたび
切ないやら やるせないやらで 涙が出ますよ ほんと。
中でも1回目のは 何度読んでもダメですね。寮一期生の納会の模様が書かれてて
そこに居たわけでないのに 居た様な錯覚を持ってて 生々しい切なさがあります。
おかげで 今も 「さよならバス」 が聞けませんよ。
今年は マーカスがクリスマスツリーを持って来たとか。
たぶん クリスマスに 皆で居る事が出来ないから 早いけど持って来たんだろう と。
ちょっと早いツリーには 彼らの宿命みたいなものが 見え隠れします。
また チームを去る選手を応援していた人たちの気持ちも 身に沁みて分かるんで
なお更 今年は つらいですね。だけど その選手が どこかでサッカーを続けてる限り
応援する機会まで失われてるわけではないですから 見守ってあげましょう。
村野GMが1回目の納会で言った言葉を借りれば
「だけれど 関わっていたいと願うなら 諦めるな」
そう思います。本当に思います。
そして そうしてる人たちがいます。
もうひとつは このブログ。
ホームタウン推進部のブログ
「ノーサイド」 はダメだって…。この時期の この歌だけは 反則だって。
オレ 去年 この歌で号泣したんだよ …カミさんの前で。
あれっきり 歌うはおろか 聴いてもいません。我が家のタブーとなりました。
ただ 今思うと 「そこまで懸けてる選手がいる」 事が オレの誇りかなと 思いますね。
去る事に号泣できる選手に出会う事も貴重ですし そこからどう継続するかって事も
これまで経験し得ないものでしたし そうした中で色んな事を知る事が出来ました。
ひとりの選手を応援し続けるのは 思う以上に しんどいものがあるんですが
それでも続けて行くのは それだけの価値があるからだし 諦めてもいないからです
でまた 同じ価値観を持った友人がいる事も大きいですね。
この友人たちとは ちょいちょい会って 「岡田の様子 緊急報告会」 が開かれたり
「本日の岡田君!」 と題してメールが送られてきたり と 様々な活動が成されて
いるのですが その熱さもさる事ながら 一番 感心するのが
コンサドーレに対しての応援は変らない ことなんですよ。
岡田が在籍時もそうでしたが まずはコンサドーレがあって 同時に岡田もある。
自分もそうでしたが コンサドーレはコンサドーレとして 岡田は岡田として
区分けした状態で 自分の中に置いていたんじゃないでしょうか。
だから その選手が去っても チームは残ってる。残ってるから応援も続けられる。
当然 岡田に対しては もっとしつこく もう執念で 追い掛け回してますよ。皆さん。
そういう様子を1年 見続けて 当たり前のようにやってる事が 凄いなと。
ホームタウン推進ブログには この時期になると ファンクラブ退会者が多く出る と
ありましたが その気持ちも分からなくはないですね。応援してる選手が チームを
去るという事は 応援する目的を失ってしまう事に繋がるわけです。また感情的にも
クラブに対して嫌悪感は持つわけで 「なら ファンクラブ辞めよう」 って気持ちが
起こるのも分かりますよ。分かる事は分かるんですが だけど 「違う」 と。
少なくとも オレと オレの友人たちは 変らなく 2つとも 応援し続けています
こうと決めた以上 替えるものはなく。
そういう信条が 皆 一緒なんですね。だから続けられるのかな と。
いつまで続けられるか 約束はできないですけど
コンサドーレが存在する以上 岡田が現役である以上 応援は続けるつもりです。
で その岡田佑樹の
ブログ。
栃木SC 柱谷監督の退任に 岡田自身 かなりショックを受けたようです。
また 多くの選手が戦力外の勧告を受けた事にも 動揺があって 文中には
「今でも、来年も柱さんが監督を続投することになり、
今年の仲間みんなで 来年J2にいけるようにならないかなぁ
なんて考えてしまいます。」
と書かれてあります。サポーターの自分らは よくこういう事を考えたりするんですが
選手も同じ様に思うんだなと思いましたね。1年一緒にやって 仲間意識が芽生えて
それでも毎年 訪れるこの時期に 複雑な想いがあるのだな と。
特に今年は 目一杯出場できた年になりましたから 岡田にとって想いのある1年に
なったでしょうし まして 直に呼んでくれた監督がいなくなるってのは 喪失感も
大きいのだろう と思いますね。文章からは 残念な気持ちや 不安もうかがえます。
とにかくオレは 来年 対戦相手として 岡田が来てくれることを願ってますし
その試合で活躍するだろう と思っています。その時は 岡田を応援しますよ オレは。
と ここで紹介した3つのブログは 全て 内部と言うか クラブ関係者のもの。
オレら一般人では 知る事のない話しや 気持ちが書かれています。
苦しさは我々サポーターだけじゃなく りょうぼ。さんや 職員 また選手も
同じく持っているわけで 痛みはみんな同じなんだな と思いますね。
また 去る者のツラさと 残る者の寂しさ その両面を知ってこそ
「応援する」 って事じゃないか と最近 思うようになりました。
楽しく応援したいだけなら 無理に知る事も 無理に入れる事もないのですが
「ずっと応援しよう」 と思うのなら こうした痛みも受け入れて そして消化して
また次に向う
それが 性根を据えた在り方 なのかなと 思います。
毎年 訪れるこの時期を 真正面から受け止めて そして乗り越えたいですね。
今週末の試合が終われば またしばらくは憔悴するでしょうけど
それもまた 「応援する気持ちの一つ」 じゃないかと思う次第であります。
それにしても この時期はツラいね。
最後に。ホームタウン推進部の方よ。
やっぱり ノーサイドは いかんて。今 この時期に その歌だけはダメだって。
ただね ひとつ言わせてもらうと 切ないのは その部分じゃなくて こっち ↓
同じゼッケン 誰かがつけて
また次のシーズンを かけてゆく
あぁ また涙が…。