現在 第6位。3位との勝点差は 1試合少なくて 7。
今日勝てば 5位浮上&勝点差は4。
ようやく 「昇格争い」 に突入です!
実は襟裳岬まで行って来たんですよ。
愛猫ミィを亡くした傷を癒すため 旅行でも行くかって話しを カミさんにしまして
いろいろ検討した結果 札幌→浦河→襟裳岬→虎杖浜温泉→カミさんの実家
という 総移動距離1000kmにも及ぶセンチメンタルジャーニーを敢行しました。
心身共に弱ってる中 この強行軍はちょっと無謀かなーと思ってたんですが
動き出せば なんとかなるもんですね。浦河では 現地の友人らに元気をもらい
いや もらい過ぎて 虎杖浜でヘビー級の疲れを癒し カミさんの実家&墓参りをし
3泊4日の旅から帰ってまいりました。疲れたけど 非常に楽しかったですよ。
進一さんはいなかった襟裳岬
初日に浦河まで行ったのですが 以前行った時は 「結構 遠いなー」 と思ったんで
それなりの覚悟をしたんですよ。ただ 行ってみると思ったほどじゃなく 3時間位で
着きましたね。で 着いたらすぐに浦河の友人達が集まってくれまして 嬉しい事に
“歓迎会という名の
単なる いや 盛大なる飲み会” を開いてくれました。
一次会では浦河の海の幸を食し 二次会ではカラオケで暴走し 三次会では深ーく
浦河事情を聞く という深夜2時までに及ぶ 濃密な浦河を堪能をしました。
キャサリン始め 町長さん&浦河の皆々さま 本当にありがとうございました。
おかげでパワー貰いました。 ちなみに 「イカはミミが一番美味い!」 というのが
浦河組の総意でございました やっぱ違うんすねー 通(つう)の食い方は。
で 「浦河まで来たら襟裳岬はすぐでしょ」 とカミさんが言うもんで 行ったんですよ
だけど あれは 「ついで」 に行く距離じゃないっすね。全然すぐじゃなかったっす。
行けども行けども 岬らしきものは見当たらないし 進一さんらしき人もいない。
もしかしたら道 間違えたんじゃないか?って疑ったんだけど 間違える道もない。
目的地は分っていても なかなか辿り着かない時は 不安になりますね。
今年のコンサドーレは 石崎監督の3年目として昇格が期待されたのですが
序盤戦は結果が出ずに苦しみました。当時は各所で 「監督解任」 が強く叫ばれ
チームに対する不満安や失望も大きかったように思いますね。
ただこうして徐々に結果が表れ出して 順位も上って来ると 評価は全く違って来る
あれだけあった監督への批判はすっかり消え 観客も徐々に増えています。
まぁ正直言うと そういう “結果しか見ない評価” はどうなんだ?と思いますよ。
石崎さん自身は何も変わってないですし チームへ齎すものも変わっていません。
ただ今年は河合が入って失点が減った事と 戦術として守備的に行ってる事で
勝点へのリアリズムを追求してます。それが結果に出てるか出てないかだけの差
じゃないでしょうかね。もし石崎さん自身を否定するのなら 解任を叫んでた人は
結果に関係なく 今も言い続けるべきだと思いますよ。
「結果が出たからいいや」 じゃ そこらのエセ評論家と同じですからね。
自分は 石崎監督は結果を出すと信じた とは言い切れませんが 託しました。
これまでの実績や傾向を見ても 数字や結果に表れない所での功績がありますし
何よりも コンサドーレ札幌というチームには我慢強さが必要と思ってましたから
石崎さんなら きっとそれらを植えつけてくれる と託しましたね。託せる人ですし。
ですからこの2年半は 選手やクラブやサポーターにとって必要な時間だったと
思ってます。それ位 時間が掛かる作業ですし 我々の忍耐力にもなりますから。
ただ チームを応援するには 厳しさも必要な事は理解してますよ。
闇雲な信頼だけで 結果も内容も出てないのに容認してては 強くならないわけで
ダメなものはダメ 改善しなければならないものは こうしてほしいと訴える事が
チームを強くするひとつの手段と思ってます。実際 若干の不満もありましたし。
ただそうした不満をヒステリックに叫ぶのが サポーターの正しい声か?って言うと
違うと思うんですよ。まして その矛先を監督だけに向けて 「代えれば 改善する」
なんて考えは無かったですね。これまでと同じ道を辿るだけと思ってましたから。
とまぁここまで苦しい道のりでしたが こうして ようやく昇格争い的なものに加わる
そんな所まで来たわけです。思うに こまで来れたのは我慢強いサポーターが
多くいたからなんですよ。ネットで見掛けたヒステリックな声は ごく一部の人で
もし解任の声がサポーターの総意なら とっくに監督は交代していたでしょうし
その結果 クラブやチームは今 どんな状態だったか分かりません。
石崎さんに託した自分にとって この地点まで来れた事にまずは安心しています。
一時は 目的地や 今いる場所さえ分からなくなって 不安になりましたが
石崎さんに託した手だけは放さなかったように思います。だからホッとしてます。
ただ 当の戦いは これからですけどね。この昇格争いの渦に巻き込まれて
巻きに巻かれて 凌(しの)ぎを削りながら強くなってほしいと 切に願います。
札幌から浦河までの道のりは 思ったほど遠くなく感じて。
浦河から襟裳岬までの未知なる道は遠く遠く感じて 道中かなり不安になりました
ですが 辿り着いたその果ては 快晴で絶景でした。
良い景色を見るためには それなりの不安や苦労が必要になるんですね。
コンサドーレは今日 千葉に勝って きっちり昇格争いに加わって
これから3ヶ月で力をつけつつ 12月に 快晴な絶景を拝みたいものです。
みんなで見に行きましょうよ その景色を。
その旅の第一歩に 同行します。行きますよ 札幌ドーム。