バカヤロー!カネの問題じゃねぇ! 心意気の問題だ!
今日からクラブワールドカップが始まりますが この大会の賞金ってご存知ですか?
ドル扱いなんで変動するんですが 日本円に換算するとですね
優勝が約6億円 準優勝が4億7千万円 3位が約3億円
らしいんですよ。6億ですよ ロクオク 奥さん。例えばバルセロナが優勝したとすると
準決勝からの出場ですから 2試合で6億の収入になるわけですよ。どうです これ。
もう羨ましさを通り越して 理不尽にさえ思えますよ。金持ちに カネやるなつうの。
そう思うと何だか腹立って来て 絶対 柏に優勝してほしくなりましたね 頑張れ柏!
とまぁセレブでゴージャスな舞踏会は置いといて。我々の問題ですよ 我々の。
そう 「J2の賞金について」
今回 めでたく昇格を果たした我がコンサドーレですが その賞金が500万。
2試合で6億入るかもしれないクラブがあるっちゅうのに 38試合 戦って500万円。
これどうかと思うんですよ。いや ゼニ・カネの問題じゃないですよ 心意気の問題。
そう心意気の問題について わたくしは 強く強く訴えたいわけであります!
2013年度から 「クラブライセンス制度」 が導入されるのですが 要するにこれは
リーグ参加資格なんですね。今まで若干 曖昧にしていた資格を より厳しくする
っていう制度であります。内容はまだ検討中みたいですが 最も厳しくなるのは
「財務面」 で 例えば 3年連続赤字を出したJ1クラブは降格 J2は昇格不可らしく
今後は経営状態も昇・降格の基準になるわけです。こうした制度も Jリーグの
経営健全化を考えれば必要だと理解しますし それはそれで良いと思いますよ。
ただ 基準を厳しく設けるのは構わない。が なら もっと 「助けろ」 と。
J2のほとんどのチームはカツカツで戦ってるわけです。金も戦力も限界ギリギリで
リーグ戦を戦って 僅か3チームだけが 「昇格」 という到達点に届くわけです。
が せっかく届いた到達点も 着いた時には消耗度がハンパない。にも かかわらず
そのご褒美が微々たるものっていうのは いかがなものか?と思うわけですよ。
ちなみに J2の優勝賞金は2千万円 準優勝は1千万円 3位が500万円
この金額が 1年の到達点に見合うものなのか?消耗に 厳しさに 見合うものか?
また J1で戦うには それなりの戦力を揃えなきゃならない。その 「支度金」 としても
もう少し お心遣いがあってもいいんじゃございませんか?と思う次第であります。
去年の湘南や今年の福岡のように毎年1つは上っても すぐ落ちるチームがあります
来季の鳥栖や我が札幌も例外じゃなく 昇格 即 降格の危機に瀕するわけですよ
で こうなって来ると 「上っても すぐ落ちるんじゃねぇ…」 と 昇格への期待感まで
薄まるわけです。それはJ2を戦うに当って非常に大きな問題じゃないでしょうかね。
昇格したなら 残留すべきだし そのためにも初年度の予算は大事だと思います。
ある程度 戦える戦力を揃えるためにも 現実的な 「賞金」 は重要なんですよ。
クラブに十分な資金があって 「賞金なんか いらん!」 と言えればいいですけどね。
また賞金だけじゃなくて もちょっと弱体質なクラブを助けるものが必要かと思います
じゃなければ経営危機に瀕してるクラブを 見殺しにしかねないですからね。
ルールを厳しくするなら その反面 救済方法も一緒に考えてほしいものであります。
コンサドーレでは先日 岡山が契約のサインをしたらしく。現状維持500万の提示も
感謝の気持ちで判を押したと書かれてありました。また チーム得点王の内村は
「金額はどうでもいい 札幌に獲ってもらって期待をかけてもらった」 と サポなら
涙涙のコメントをしています。共に チーム事情を汲んでのものでしょうが 出来るなら
もっとゴージャスでセレブレティな契約書に サインさせてやりたいものであります。
また我々にとっても ゼニ・カネの問題じゃねぇ!なんてことはなく。
赤字や借金に悩まされる事のないよう また 強敵J1で戦う戦力を整えられるよう
昇格への期待感を高めるためにも J2のモチベーションのためにも
もうちょっとゼニ・カネの問題を改善してほしい と思いますね。そのために。
Jリーグの お偉い方々の皆さま どうか 「昇格賞金の再検討」 を。
っていうか 500まんじゃ なんもできねぇー! ←心の叫び