ここのところチョコっと忙しくてですね サッカーがあまり見られなかったんですよ。
その間 代表戦があったり 天皇杯があったり あと あれですよ 東京五輪。
何もあんなクソ暑い所でやらなくても 北海道でやりなさいよって話しですよ。ね。
まぁでも 決まって良かったですよ 開催されたらされたで 喜んで見るだろうし
札幌ドームでサッカーやってくれたりなんかしたら 最高ですけどね。
東京五輪が決まった日。朝から騒がしいなーと思ってたら ウチの隣の中学で
サッカーの練習試合があったんですね。中学生と言えば15歳 7年後は23歳。
まさにドンピシャの世代で そのせいか いつもよりハリキってたように思いましたし
見てるこっちも 「この中から五輪代表選手が出るかもしれない」 とか思いながら
見ましたからね。こんな所にも “五輪開催効果” があるんだなーと思いましたよ。
それとコンサドーレ。厚別で天皇杯があったのですが 行けませんでした。
相手は道内の大学ですし 練習試合で手の内も力量も分かってただろうから
順当な結果だったと思います。で 試合は全く見てないですが 注目点は2つ。
1つは フェホが取ったPKをレコンビンが蹴ったようで。レコンビンは国を背負って
来てるわけで 「蹴らせろ」 と訴えたのは そんな気持ちの表れだったと思います。
ただ 若い選手には衝撃的だったでしょうね 自分は絶対やらない行動だろうし
チームの和を乱すとして 日本人には無い感覚でしょうから。それでもプロとしては
レコンビンの強烈なアピールや責任感や魂みたいなものも大事だと思いますよ。
後は受け止める側の問題で 良い所だけ吸収してほしいと思いますね。
もう1つは 神田。この試合で久しぶりに出場したようですが どうだったですかね。
神田には期待してるんですよ。道産子であって道産子らしくない感性というか
猛烈な個を感じるんですね。それが早く開花してくれたらなーと思ってます。
コンサドーレ全体としてはあまり強く個を発揮しなくても レコンビンや神田のような
異端児を抱えつつ それらが融合した組織になってくれればいい と思いますね。
そして 代表戦。最近は代表戦だから何でもかんでも見るって事はなくなりまして
グアテマラ戦なんかは 何のためにやるんだろうって思ってましたよ。それでも。
それでもですよ ガーナ戦。 これは面白かったですね。 残念ながら全部は見れず
チョコチョコとテレビの前から席を外しながら見ましたが かなり良い試合でした。
ガーナはアフリカ勢らしい高い身体能力と洗練された組織が融合したチームで
変な言い方をすれば “強化を図るのにちょうど良い相手” だったと思います。
ただ残念なのはエースのギャンを欠いた事で 良い選手なんで見たかったですし
ギャンのいるガーナと対戦したら 内容はもっともっと高まったと思いますけどね。
一方 日本は 柿谷が入って 新たな起爆剤になってますね。
これまでザッケローニは固定化したメンバーで戦って来ましたが 多分あれは
“他に入れるべき選手がいなかったから” だと思うんですよ。欧州組の牙城は固く
そこを突き上げてくる選手がいなかったから 一軍入りを果たせなかった だけど
ここに来てようやく柿谷が 壁を突き破って来たっていう感じじゃないでしょうか。
コンサドーレの神田にも言えますが まず自分が起爆剤になる事が大事で
起爆剤になれたなら 次は他の選手が刺激を受けるわけです。となれば自ずと
高い意識を持ちますし プレーにも出る 更にレギュラー争いも加熱するわけです
固定されてるから なんて油断は代表にないでしょうが それでも緩んでたネジが
柿谷の台頭によって キュッと締まる思いなんじゃないでしょうかね。
というわけで サッカーはあんまり見られないながらも 頭の中は蹴馬鹿です。
中学生には 五輪目指して どこまでも可能性を追い求めてほしいですし
コンサドーレには レコンビンの魂を少しでも取り入れてほしいですし
日本代表には マンネリ感を打破して もっと突き上げてくる選手がほしい
と思います。何だかんだ 悪くないながらも ほしいものはいっぱいありますね。
ま それよりもオレには “サッカーをゆっくり見る時間がほしい” でありますが。