2か月ぐらい前になりますかね。 「北の国から 84夏」 を借りてきまして
それを皮切りに 83冬・87初恋・89帰郷・92巣立ち・95秘密まで見たんですよ。
で 残るは 連ドラシリーズ(全24話)と 98時代(前後編)・02遺言(前後編)に
なったのですが どういうわけか レンタル屋の棚に 98時代の後編がない。
普通 前後編物は両方借りるはずなのに なぜか後編だけ借りる人がいたわけだ
なんでやねん!とツッコミつつも まぁしょうがないんで 連ドラを借りたわけですよ
ただ 連ドラはDVDで12枚もある 1週間で観れるのは せいぜい3~4枚だから
毎週 ちょこちょこと借りては返すを繰り返していたわけです
で その内 98時代の後編も借りられるだろうと思ってたんですね。
が。 がしかしだ。 全然 返って来ねぇ。 98時代の後編が。
レンタル屋の棚には いつまで経っても 98時代の後編だけが空いたまま。
昨日 連ドラの23話を見まして 残されるは最終話と98時代・02遺言になった
長かった旅も DVDにして あと5枚で 北の国から完全制覇になるわけですよ
なのに ゴールのちょっと手前で “未返却” という難敵が 行く手を阻んでるわけだ
なんでやねん! 誰やねん! と毎週 棚の前でツッコんでるオレであります。
途中までは良いのに 最後の1つ前で阻まれる。
湘南戦も そんな感じ。
■ 湘南 2-0 札幌
コンサドーレも ピッチの途中までは良い展開なのに 最後の1つ手前で阻まれる
3分の2ぐらいまでスムーズにボールを運べても その先のシュートが打てない
そういう苦しい試合でありました。 ただ 内容は悪くなかったと思うんですよ。
開始早々は上原が積極的にシュートを打ちましたし CKからのヘッドも惜しかった
(惜しかったって言うか あのドフリーは決めなきゃならなかったですが)
あと 前俊のドリブル。 守備はかなり鍛えられてる湘南でも 前俊のドリブルには
手こずってたようで 2人掛かりで取りに行っても 奪えない場面が多々ありました。
それと良かったのは “狭い局面からの展開” でした。 以前はサイドの狭い所に
ボールが行った時 そこから抜け出せず ゴチャゴチャしながら 相手ボールになる
というのがパターンでしたが この試合は 横パスやバックパスを織り交ぜながら
相手をいなして 広い方へ展開 出来てました。 こういう所が 今季の特色と言うか
テクニックのある選手が多くなって 可能になった事だと思いますね。
が。 がしかしだ。 その先が まだ足りない。
いくらボールがスムーズに運べようと パスで進めようと シュートが打てない。
ペナルティエリアの少し前で 阻まれてしまってたんですね。 実際 この試合では
前半8分に宮澤がミドルを打ってから 後半30分に前が打つまで 約70分もの間
全くシュートがなかった その辺が この試合の苦しさを物語ってるわけです。
で そうなった原因は やっぱり湘南の守備力だったと思いますね。
湘南は1年で降格したものの 監督は変えず 守備重視のスタイルも変えなかった
そうした蓄積力みたいなものは 確かだったと思います。 守備の1歩目が素早く
ボールや人への寄せも早く強い。 例えば 前俊にドリブルで運ばれたとしても
危険なゾーンへの侵入は許さず パスコースも限定させていました。
こうした守備組織の構築は J2屈指だろうし さすがだなと思いましたね
ただ このやり方で昇格して 去年は降格した 「それでも続けるのかなぁ・・・」 とは
思いましたけどね。 まぁそれで負けたんだから とやかく言えませんが。
で 湘南の1点目は見事でした。 角度はなかったですが 強いヘディングでしたし
コースも見事。 GKはしょうがないですが 日高の対応が悪かったですね。
2点目は・・・ オフサイドだと思ったのですが んーどうだったんだろ?
ただ その他の攻撃は足元に繋ぐパスが多く あまり怖くはなかったと思います
なら コンサドーレは もうちょっと強気でも良かったんじゃないかなと思いますね
最初の上原の攻撃は利いてたわけですし あれを続けていれば とは思いました。
という事で 湘南戦は ほぼ完敗でありました。 2014シーズン初負けであります。
ただ完敗と言っても 湘南の あのハイプレスをかいくぐって 展開力を見せた事は
良かったと思いますね。 パスサッカーとしては基礎的なものですが 出来るのと
出来ないのとでは全然 違いますからね。 そこは自信持ってほしいと思います。
問題は その先。 最後の1つ手前で どういうプレーが出来るか?
途中まで どんな華麗なパスワークがあろうと シュートが打てないと意味がない。
だから 最後の1つ手前が とてもとても大事なのです。
なので。
「北の国から 98時代」 の後編
早く返しておくれ~。