何とか逃げ切って、PO圏へ追い上げだ!■ 松本 1-2 札幌
PO争い最大の山場 岡山と松本を撃破し 追い上げを見せるコンサドーレですが
試合の終盤は ほんとヒヤヒヤものでしたね。 松本のストロングポイントである
セットプレーやスローインに手こずって ズルズル下がってしまったのが原因で
それでも最後は 気持ちの入った守備で逃げ切れたのは良かったと思いますね。
解説者も興奮気味に 「面白い!」 と言ったのが この試合を象徴してました。
前回のエントリーでも書きましたが バルバリッチサッカーの基軸になるのは
“積極的な守備” だと思うんですよ。 相手のペースになったとしても どれだけ
勇敢に守れるか また ただ守るんじゃなくて 積極性を維持したまま攻撃に転じる
そういうスタイルが この新監督の目指してるサッカーだと思いますね。
その点では 岡山戦終盤に見せた積極性が 目指すスタイルだったと思いますが
この試合のように 相手が上位&アウェイだと押し込まれてしまうのも必然で
その中で40分間 しのぎ切ったのは 自信やチームスタイルとしても収穫だったと
思います。 ギリギリの中で守り切るのも バルバリッチサッカーでしょうから。
で バルバリッチ体制になってまだ数試合ですが 何となくイメージは掴めたわけで
選手も 方向性については理解しやすいだろうし プレーもしやすいと思います
となると 今までは皆無だった “チームで戦う” って事が出来ると思うんですね。
例えば岡山戦の積極性やこの試合で見せた忍耐性は チームの共通意識だった
と思います、まだ波のある状態だから 「=チーム力」 とはならないでしょうけど
少なくとも自信や手応えは積み上げてるわけで その内 勢いもつくと思われます
で こうなってくる いよいよPOが現実味を帯びてくるわけですよ。 ピーのオーが。
ただ今のままじゃ攻撃のストロングポイントがない これっていうパターンがない。
この試合のように 逃げ切り体制に入っても 攻撃の手段をチラつかせられないと
一方的に攻め込まれるわけで 非常に危険だと思いますね。 そこで必要なのが
高速カウンター
前線からのプレスで 奪って一気に行くか あるいは GKが投げて一気に行くか
ロングボール以外のプレーで 高速カウンターを仕掛けてほしいですね。
特にバルバリッチのサッカーには 速いカウンターが必要になると思うんですよ
″積極的な守備から 連動して 早い攻撃” というのが そのスタイルでしょうから。
高速カウンターをチラつかせられれば 相手はうかつに攻められなくなりますし
となれば 追い上げも逃げ切りも もっと省エネで出来るようになりますからね。
そこまで出来るようになれば POも その先も 見えてくる と思います。
残り8試合と “+α”。 残り2か月と “+α”。 どこまで追い上げるか 楽しみです。