日本代表 及び 五輪代表が発表されたようで。
残念ながらコンサドーレからは誰も選ばれてなく 駿汰や小柏や 今なら
高嶺なんかは面白いと思うのだが 森保氏にはそういう選択はなかった。
で そんな代表選出で いつも思うのが
代表を どんなチームにしたいのか?
トルシエやザッケローニの欧州スタイルやジーコの南米スタイルなど
外国人監督の場合は自分の個性や考え方などを基準にした選出になるが
日本人監督の場合 ”各ポジションのNo1を集めただけ” という印象が強い。
No1なら代表で良いじゃないか と思うかもしれないが それらを集めて
「はい サッカーしてください」と言っても それはチームじゃないと思う。
特に今は 本田や長谷部が抜け 新しい代表になるタイミングなのだから
監督の個性が出しやすい状況にある。だが森保監督のここまでの様子では
どんなチームにしたいのか よく分からないのが正直なところだ。
そもそも森保氏に独創的な思考はないのだろうし 誰かが作ったベースを
リフォームするのが得意なわけで 過度な期待はできない監督だとは思う。
それでも代表監督には ”日本の指標を見せるべき” と思ってしまうのだ。
JリーガーがやってるYouTubeで
”五輪代表を選ぶ” という企画があった。
メンバーには荒野もいたが 面白かったのが 西大伍の五輪代表選出。
西の独創的な考え方やサッカーに対する捉え方など 面白そうだと思い
誰を選ぶのか非常に興味深く 選出を見た。まだ11人全員ではないが。
FW:林
MF:三笘 家長 +1人
MF:田中碧 柴崎
DF:西 瀬古+2人
GK:鈴木
選出はドラフト制にしていたが 西は西大伍を一位指名していた。
選考基準とサッカースタイルは ”圧倒的なポゼッションサッカー”。
特に右半分の西・家長・柴崎のトライアングルからは ボール奪取不可能
というもの。かなり面白い選出だし それでいて現実味もあると思った。
例えば右で形成される西・家長・柴崎のOAは老獪でアイデアと技術の匠
こんなトライアングル作られちゃ 世界が相手でも怖くないだろう。
そして左は碧・三笘・林で 若さ炸裂。まだ未発表の中盤1人が 守備的か
攻撃的かで少し変わるが 選出の意図やチームスタイルは見えてくる。
我々素人も ”オレならこの選手を選ぶ” みたいな事をやるが どうせなら
まず どんなチームにしたいか どんなサッカーをすべきか を考えてから
選考すべきだと思うのだ。西の選考には西の個性が出ていて面白かった。
で もう1人 この人ならどんな選手を選ぶだろう と思うのが ミシャ。
どんなチームにするのか 誰を選ぶのか 本当に聞いてみたい。
おそらく どんな基準で どんな選手を選ぼうと面白いサッカーなのは
間違いないだろうし ピカピカに輝く日本代表が見られると思う。
ちなみに自分は五輪代表は考えてなく 日本代表は川崎で良いと思ってる。
川崎の日本人の特性を活かしたサッカーなら 例えボロ負けしたとしても
納得できるし むしろ日本人として足りないものが見えてくると思うのだ。
W杯予選・五輪間近の代表選出発表も 今イチ盛り上がってないのは
コロナのせいだけじゃないはず。森保監督への期待感があまりにも薄く
サッカーファンさえ熱量が不足しているような気がする。
”皆さんのご意見に沿った選手を選びました” っていうような選出じゃなく
”オレなら こうする” っていうサッカーを見せてほしい。
代表は 優れた選手の寄せ集めじゃなく。
代表は その国一番の優れたサッカーチームであるべきだ と思う。