船越 そいつはのび太くんじゃないんだ。やばいんだよ。
さてヴェルディ戦。
まー90分の中に盛り込むだけ盛り込んだ 見どころてんこ盛りの試合でした。
試合前日までは 「フッキをいかに抑えるか」 が焦点だったのですが
始まってみれば いきなり3得点だの 船越フリーだの と思いきや金澤だの
前半だけでも満腹だってのに 後半 突如として目覚めたのが 例の彼
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前半はそんなに存在感はなかったんですがね。
同行のルンバ氏に 「今日の彼は普通だね」 なんて事を言ったばかりに
それが聞こえたか 突如
いつもの彼に戻ったようで
その傍若無人たるや もう…。「試合を壊す」 どころか 「作って」 ましたからね。
で そんな見どころ満載な試合で 忘れてならないのが
「芳賀伝説 ROUND 2」
ROUND 1 は ご存知
あの時の 「ビーバップ対決」
あの時も確か民放中継があって 道内のお茶の間に衝撃を与えたのですが
またもや!と言いましょうか あえてと言いましょうか 芳賀伝説を作りました。
ただ 今回の場合 相手が船越とあって デカい事はデカい(推定4m)が
元ヤンではないため 本格派対決とまではいかなかった。
芳賀にしてみれば 「ちょっとジャンプしてみ?」 ぐらいの軽いファイトだったかと。
で これまた船越も船越で よりによってな相手に噛みついた つうか
まぁ後ろから刈られたわけだから 怒るのも無理はないけど
相手見て噛みつかなきゃ。ヤツは怯まないから むしろパワーアップするから。
そういうことは 自分のチームメイトから 事前に聞いておくべきじゃないの?
ただ ちょっと真面目な話し 芳賀のああいう行動ってのは大事だと思いますね。
「暴力的で 子供達への影響が…」 云々って話しはあるでしょうけど
サッカーってスポーツ自体がシンプルな分 格闘の要素が高いわけです。
だから観ている方もエキサイトする事が多いんですが そういった性質だからこそ
世界中で人気のあるスポーツなんじゃないでしょうかね。
選手は局面々でのハードな戦いがあって そこには肉体的にも精神的にも
相当なぶつかり合いがあるわけです。常に冷静でいるってのも良いことでしょうが
時にはああいった感情を表に出す事も 戦う上では必要なことと思います。
特にあの 「芳賀vs船越」 の場面は 4点目を取って勝ち越したものの
某レフリィーが暴走してる時ですから 次またどんな必殺技が出るか分からない
ゲームの流れとしては決して安心できる状態じゃなかったわけです。
実際 現地で見てて 「1点勝ってるけども あの審判とヴェルディの勢いは怖い」
と思ってました。なんて言うか 負けはしないけど 不気味な流れみたいな。
そういったタイミングでやった 芳賀の逆ギレ的 「やんのか コラっ」は
かなり効果はあったと思いますね。
実際 その後急速にヴェルディの勢いは衰えましたし 空気も変わった。
あれが不穏な流れを断ち切ったんじゃないでしょうかね。
今までは 相手の勢いのまま押され 失点 敗戦といった試合が多くありました。
今年の強さは そういった流れもどこかで止め 押し返す事が出来ている
というのが大きいかと思います。その止め方は その時々で違うのでしょうが
芳賀のあの行動は ヴェルディ戦の勝因になるかと思いますね。
三浦監督が芳賀をキャプテンした意味が
そこにあったんじゃないでしょうか。
ちょっと緩んだ空気にも
追いつかれそうな悪い流れにも
フッキのスピードにも
金澤の飛び出しにも
ラモスのライン際アフォーマンスにも
船越の巨大さ (推定5m)にも
全てに立ち向かった 芳賀博信 good job!
何より こいつを
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撃沈させた働きに super good job!