「少し気後れして、消極的なプレーが続いていた」
■ 天皇杯3回戦・札幌 0-2 清水
今年 この天皇杯に期待してたんですよ。期待と言うより 「懸けてた」 と言うか。
シーズン前 今年はどうなるか?ってあれこれ考えるじゃないですか その時に
昇格してくれたら それに越した事はない!とは思いつつも 基本線は チーム作りに
比重を置いた1年かな と思ってましてね となれば この天皇杯が勝負 と。
去年のJ1経験と 石崎新監督と 若手主軸のチームと 補強選手が上手く成長過程
を築いて行けば 秋口には面白いチームになってるだろうな と思ってました。
予想は 良い方にばっかりは転ばないっすね。
で 昨日の試合。見てないっす。だから 内容を言えるはずもなく ただ負けた事実と
試合経過や選手&監督
コメント から 想像するしかないんだけども
この天皇杯で 格下が 「気後れ」 や 「消極的」 って
そりゃねーだろ。
初戦・鳥取戦の時に 「天皇杯には アリガチ君が存在する」 と書いたんですが
それは 果敢に挑む格下に対し 受けて立ち 圧迫される格上 という構図が
ありがちな試合を招くって事だったんですが。ところがですよ 今回 コンサドーレは
格下のはずにも関わらず 消極的だった と。それが どういう事か分かりませんね。
気後れだって 去年J1で戦って来たチームなわけですよ 感触はまだ残ってるはず。
なのに ビビったり 場違いな気持ちになったんですかね。ほんとに 分からんわ。
J1上位 対 J2中位の対戦なら 普通 試合開始からモチベーションMAXで臨むのが
コンサドーレでしょ。例え失点しても それでも挑み続けるのは 我々の方でしょ。
ところが 指揮官の目には そう映ってなかった と。
それはショックですし 何だか空しい気持ちになりますね。
この天皇杯は 1年間 積み上げ続けた事の 発表の場 だったはずなんですけどね
状況としても 対戦図としても 「消極的」 何て言葉が出てくる自体事 おかしな話しで
なんでかなーと思いますよ ほんと。ミスが怖かったのか スタジアムの雰囲気に
のまれたのか 分かりませんけども ただね そこまで考えて行くと
サッカーが 怖いのか?
って思いますね。ここ最近のコンサドーレを見てると 特に 思います。
ボールを呼び込まず ただ待ってる選手。ボールが来ても 積極性を見せず 誰かに
渡す選手。一瞬しかないシュートチャンスに躊躇う選手。そういう場面を多々見ます
その度に 「サッカーが怖いのかな」 と思いますね。で それは一番の不幸ですよ。
折角 プロにまでなって サッカーを続けてるのに そのサッカーを怖がるなんて。
それは 選手の精神的なものの話しなんですけども。ただ そういう環境にした
ってのは我々にも責任はあるんじゃないかと思います。理由や原因は分からないの
ですが どこか深い所で選手を萎縮させてるんじゃなかろうか と。
ただまぁ今回の場合 「力の差で負け」 ってのは しゃーないところで。
後は 残りの4試合に懸けてほしいですね。選手は 自分の何かしらのために
我々は もう一回 応援ってのは何なのか を考えながら 戦うべきかな と。
リーグ戦は 昇格ならず で。天皇杯も 国立は夢と消えて。
なんだか 冬が一気に近づいた様な気がします。
後は 何を楽しみにしたらいいんだろ。 嗚呼 虚しや 蹴馬鹿魂。